少年メリケンサックのレビュー・感想・評価

宮藤官九郎作品はあまり観たことなかったんですが、別に他を観なくても大丈夫かなと思いました。時々セリフが面白いんですけど、お気楽に観れてすぐに忘れれる系ですね。

とりあえず宮崎あおいが可愛いです。コロコロと表情を変えるコメディアンヌを上手い事演じてます。「がっかりを通り越してげんなりです！」というセリフはいつか使ったろうと思いました。佐藤浩市って真面目な役からブッ飛んだ役まで幅が広いですねー！さすがです。

個人的にはロック好きなので病院での「ピストルズは再結成やんなきゃよかった」とか同じ趣味の人が集まった時の会話があるあるでした。

動画投稿サイトで「少年メリケンサック」というパンクバンドのライブ映像を見つけたレコード会社の新人発掘担当、栗田かんな（宮崎あおい）。
社長（ユースケサンタマリア）からの強烈な後押しを受け、息急き切ってメンバーに会いに行くが、実はこのバンド、25年前に解散していた。
それ以来、楽器に触れることすらなくスッカリ年を取ったバンドメンバーを前に絶望する、かんな。
しかし、動画を観てブレイクを確信している社長に真相を話すことができないままツアーが始まってしまい、初日のライブ会場には何も知らないファンが長蛇の列を作って待っていた。。。

あーもっと早く観ればよかった！
「BECK」「デトロイトメタルシティ」「ソラニン」グループに追加。
でもこれが一番好きかも。超ユーモラス！超ヒラリアス！すごい笑った。
宮藤官九郎が好きなのかな！わたし！

移動中にバンの中で桜新町の歌みんなで合唱するシーン、励ましてんのか貶めてんのかわからなくてほんと好きだw

そして初めて見るキャラの宮崎あおいだった。

勝地涼はこれといいドラマ「ヤメゴク」といい、もうこういう路線を極めることにしたのかなw
全然話違うけど、昔「海猿」の最初のエピソードかなんかの時代に勝地涼を高校の同級生と間違えて認識していたことがあった。
顔も名前も違った実際の同級生は最近になってドラマとかにちょいちょい出てきている模様。

あとピエール瀧ね！
あの笑い方もサイコっぽい性格も超超超好きw
っていうかピエール瀧そのものに最近すごいハマってて、映画やドラマ出演作に加え「しょんないTV」「ヤーヌス」などの深夜番組まで録画して律儀に観てる具合なんだけど、電気グルーヴの人だってついこないだ知ったの。先週くらい。
メンバーの脱退会見に全裸で行ったとかウィキペディアに書いてあったんだけどほんとなのかなぁw
youtubeとかに載ってんのかな？
こないだご本人見かけてフィーバーしたし、興味はそそられるばかりでございます。

話を戻して。
この映画、熱いシーンもあるんだけど、佐藤浩一とキム兄が終始一貫してやさぐれてるから、暑苦しくなり過ぎなくてちょうどいいテンションだった。
それにしてもすごい豪華なキャストだよなぁ～♪♪

陰気な私はシリアスな映画ばっかり選びたがる傾向があるけど（たぶんシリアスな映画を観ている自分に酔っているんだ）、でも結局のところこういう楽しい映画もそれはそれで好きなのだった！

新人発掘係の音楽レーベル契約社員ＯＬが、間違えて昔のパンクバンドを発掘してしまい、なりゆきで今はおっさんのバンドと全国ツアーで回る羽目になる…。

バンドが好きなら、そして過去にライブに通った経験のある人たちなら結構楽しめる作品だと思う。ライブの楽しさや記憶が蘇るし、作中に「回想的」なものもよく出てくることからノスタルジックな色も濃い。

ただ、作品に女性蔑視的なものが流れていて、たぶん作った人たちは気付いていないことが益々なんか嫌な気分になる映画でもある。映画自体がおっさん連中と若い娘という構成だからしょうがないのかもしれない。おっさんは、無礼でも駄目でもいいけど、女は若くて可愛くてこそなんぼだ、という（しかも彼女に対しての扱いすら酷いではないか）感じがした。言ってみれば、老い行く男が自分達を慰めるために作られた映画なのかもしれない。

宮﨑あおいが可愛すぎる！見所はそれだけ！以上！

20代の僕には付いていけませんでした(^_^;)クドカンの脚本だけあって、一個一個のギャグは面白いんだけど、グダグダ感が否めない。期待してたどんでん返しも弱めだった。

物語のテーマはクドカンが得意とする大人の遅咲き青春もの。しかし、今回のターゲット層はピンポイントすぎて共感できなかった。

また歳をとってからもう一度見ようと思います。

直前に観た邦画があまりにダメダメだったので、あまり機体せずに観たら、なんだこれ、めっちゃ面白いじゃん！ カンナのテンションが時々鬱陶しいことをのぞけば、すっごく楽しめる映画で目が離せなかった。

エンドロールでクドカンの名前を発見し、納得。クドカン好きなら、知らずに観てもやはり楽しめるってことを実感しました。

バカで面白い。
邦画の中で一番好きかもしれない。
まーくんが大好きです。

あおいちゃん可愛い

・内容は期待しない方が良い。笑
・面白い。
・宮崎あおいが輝いてる。ファン向けの映画。
・なんとなくクセになりそうな映画。笑

正直内容よりも宮崎あおいがかわいかった印象しか残っていない。この作品を見て、宮崎あおいを好きになった人も多いと思う。

とにかく宮崎あおい！宮崎あおいが可愛すぎる！
もちろんストーリーも面白いがとりあえず宮崎あおいだな
もう宮崎あおいしかみえない 笑

全体を通して、再結成したおじさんバンドがなんとかツアーを成功させようという大きいストーリーが展開するなかで、宮藤官九郎監督が仕掛けた小ネタや役者陣の名演によって映画を走らせているコメディ作品！
難しく考えることはない、観て楽しむ、ただそれだけ！

「あまちゃん」で脚光を浴びた宮藤官九郎監督作品。

パンクロックバンド、「少年メリケンサック」をめぐるコメディ作品なのですが、主役の宮崎あおいが振り切ったコミカルさを見事に演じていて、また、バンドメンバー役の役者さんたちも独特の存在感を放ち、とても気持ちの良いコメディでした。

宮藤監督らしい、振り切ったパワーを持った作品でした。

やっぱり馬鹿ね。
もうちょっと大人になればわかるのかしら。
三宅弘城さんが好きですね〜実際ドラム叩いてる姿かっこ良いんですよ〜いやあんなんじゃなくて。
きっと50過ぎても叩いてますよね、いやあんなんじゃなくて。

まあまあおもしろかったと思う。宮崎あおいがヒロインでとても可愛かった。バンドの話だったけど中年のバンドなのが普通じゃなくて良かった。

クドカン脚本は好き嫌いがはっきり分かれますが、私はこの映画も合いませんでした。

でも、俳優陣は素晴らしいし、中でも宮崎あおいのかわいらしさは群を抜いています。
コメディ要素はクドカン独特でおもしろいです。下品過ぎるところがありますが…、暴力的なシーンもリアルで他のコメディ映画とは違います。
本当にバカな大人として表現されているので、それがおもしろくもあり情けなくもありだと思います。
佐藤浩市が演じてるだけあって、迫力があり何をしでかすか分からない怖さがありました。対峙する兄弟役が木村さんなのが少々不満。芸人さんだと役に入り込めなくて…。

例えるなら、珍味という感じなので遊び心がある人ならイマイチでも何か得るものがあると思います。

皆さんが言うとおり、あおいちゃんの可愛さがただただ目立つだけで
物語の魅力をあまり感じられませんでした。
物語の設定は面白いと思うのに、
どうにもメッセージが伝わってこないと言うか、
薄く感じてしまう作品でした。

　きっとクドカンワールド全開なんだと思いますが、たぶん本質的には、私はあの方向性はそんなに好きじゃなと思います。

　宮崎あおいが『篤姫』と同じ時期に撮影したということで見てみたかったのですが、前評判通り、篤姫とは全く違うキャラクタを見事に演じ切っていました。
　この映画の中でも、やる気のないOLのグダグダぶり、自身パンクっぽいハイテンションぶり、彼氏と一緒のシーンでのバカップルぶりと、同じキャラクタだけど極端に違う顔を演じ分けている風でした。

　何とも言えないヘンなテンション、あちこちにちりばめられている小ネタ、はじけている宮崎あおいが見どころではないでしょうか。

３０歳を過ぎてから、学生がわいわいする青春映画を見て、あの頃にはもう戻れないんだなと、切ない気持ちになることがあったが、この映画を見て歳をとっていっても、バカやれるんだなと思った。

グダグダ感が見ていて楽しい。

宮崎あおいのコメディ演技が、超キュート。宮崎あおいのファンなら楽しめる。パンクの世界観なり、メッセージ性については、正直、理解不能。

勢いがあって楽しかったです。アキオさんカッコいい！えらくオヤジ臭そうだけど
ホントに今時、何がブレイクするかわかんないと思いながら観ました。