劇場公開日 2010年12月10日

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「カッコよすぎ!!」ロビン・フッド Blueさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5カッコよすぎ!!

2010年5月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

幸せ

『グラディエーター』は 超えられなかったみたい…
でも10年経ってもこのセクシーさと 魅力あふれる英雄ぶり。 やったね!ラッセル・クロウ。
リドリー監督との相性のよさもあるのかしら。 それとも 監督の力量? 最近、デブっちょの長髪・汚いラッセルばかり見てたから、ますますカッコよく見えたかも。 ハマり役のロビン・フッド、素敵でした。

二国間(イングランドとフランス)の戦争を中心に ストーリーが展開。
ロビン・フッド = 弓矢のイメージですが、フツーに戦っても強いです。 仲間にも恵まれてます。 父と子の愛と、出会い、ひと時の幸せ。 突然の悪夢に、悲しみ。 戦いと、その行方。。 観ている間、ギュッと胸を掴まれるような感覚に襲われて ドキドキして 心を揺さぶられました。 が、(どうしても比べてしまうのですが) 『グラディエーター』の時のように 残虐なシーンがある程度抑えられているので、観やすい半面 どこか安心してしまうところが 感情移入も抑制された感がありました。

それでも 作品としては素晴らしいと思います。
時代もので、戦争絡みなので カラフルな色使いはほとんどないけれど、衣装や装飾など オシャレで計算されているなあぁと感心。 女性(特にケイト・ブランシェット)の衣装は 柔らかく清楚なイメージ。 男性も 貧富の差をしっかり出しつつ、その役にぴったりの 雰囲気ある衣装や小物を身につけていて 細部まで見入ってしまいました(特に 馬装なども注意してみると 面白いです)。

ケイト、キレイでした・。☆ 役柄は 年齢不詳な感じですが、大人の魅力も 時々みせる子供っぽい態度も マリオンという女性を印象付けていました。

サー・ウォルター役の マックス・フォン・シドー。 盲目の義父、感動しました。 『シャッターアイランド』で ネーリング医師を演じていた俳優さんだそうです。

わるーい役してた マーク・ストロング。 個人的に(最近観た)『ロックンローラ』のアーチーのイメージが強すぎて、どこか憎めないというか… 悪い役なんですけど。。 よく見ると結構ハンサム、好みです(ハゲじゃなければ、笑)

わがままプリンス役、オスカー・アイザック。 ホアキン・フェニックスを超えられず…(これまた 『グラディエーター』対比)。

“Rise, and rise again. Until lambs become lions.”胸に沁みます・。☆

Blue