劇場公開日 2008年5月31日

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「世界のナベアツには、絶対無理(^^;!」ラスベガスをぶっつぶせ mori2さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5世界のナベアツには、絶対無理(^^;!

2008年5月28日

楽しい

知的

難しい

 全米2週連続NO.1!。原題は「21」←ブラックジャックで最も強い点数のことなんですと。で、ブラックジャックって何…?(^^;
 ブラックジャックとは…トランプを利用したゲームの一つである。世界のほとんどのカジノで人気が高い。カードの合計点数が21点を超えることなく、できるだけ高い点数を得ることを競う。バカラやおいちょカブと似たスタイルのカジノゲームの一種。…Wikipediaより引用。
 要は、合計が21点を超えず、近い点数が勝ちっていう単純明快なカードゲームな訳です。けれども、それに必ず勝てる方法ってのがあるんですね。で、これが実話をベースにしてるっていうから凄いですね。でも映画で観てると簡単そうですが、この方法は相当難しいですよ。“カード・カウンティング”っていう、既に使われたカードを記憶して、残りの札を予想するっていう方法なんですが、まあ常人(吾輩も含めて)には無理です。更に『答えが3の倍数と3が付く数字の時だけアホになる』そんなコトしてる“世界のナベアツ”には絶対にムリ(^^;!!
 でもこの方法、映画では“違法”って言われてるんですけど、そうなんですか?別にイカサマをやってるわけじゃなく、ただカード数えて分析(しかも機械とか使ってるわけじゃないし)するだけなら、イイんじゃないのかな~?と思ってしまったのですが…。まあ、カジノ側からすればそんなことされたらたまったモンじゃないでしょうね。

 映画としては、ブラックジャックのルールを知らずに観ても、充分楽しめました。カジノ側(警備担当のローレンス・フィッシュバーン)とのやりとりなど、なかなかスリリングでしたし、ルール知ってる人が観たら、もっと楽しめると思います。オタクなベンが、カジノで段々洗練されていく様も、“逆プリティ・ウーマン状態”みたいで、観ていて面白かったですよ。

 主演のジム・スタージェス君。なかなかのイケメンですね。コレを切っ掛けにブレイクするんじゃないでしょうか?あと、ケイト・ボスワース!キレイだとは思うが、アンタ絶対大学生には見えんて(^^;!!

mori2