シャッター アイランドのレビュー・感想・評価
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触れ込み通りの面白さ
最初から医師たちの狂気が凄い、と思っていたらなんと
映画の展開と筋書きがしっかりしているけれど分かりやすいのでミステリーをあまり見慣れていない私でも楽しく鑑賞することができました
主演のディカプリオの最後の30分の演技にはとても迫るものがありました。プレッシャーのかかる役で主に恐怖を伝えるのではなくその向こうにあるもっと細かい部分を伝えるのはとても難しそうですが、ディカプリオが出ている他の映画ももっと見てみたいです
どのシーンでも音楽がとても効果的で一昔前のホラー映画を彷彿とさせるものがあり、それだけで怖めな雰囲気が漂うので夜に見る方は注意されてください
妄想オチが先に見たビューティフルマインドと少しかぶったのですが、精神的な疾患を映画で表現する手法として効果的な描き方なのかなと思いました
ネタバレの解説見ると面白さが増します
Netflixで鑑賞しました。
なんとなく、テディが精神に異常をきたしていて、子供と妻を殺害したのだろうというのは想像がつきましたがなるほど、そういうことなのね。
最初の船に乗ってるシーンがあるがあれも幻覚なのかな。
ネタバレの解説など見ると、様々な伏線が隠されていてさらに面白さが増します。これ解説できる人凄いな!!
どんでん返しレベル1
精神病の犯罪者を収監しているシャッターアイランドから1人の患者が消え、その調査にやってくる男の話。
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最初にネタバレすると、捜査員と思っていた主人公は実はこの島に収容されてる患者でしたってオチ。でも日頃から映画をよく見る人、特に私みたいに邦画のご都合主義警察してるようなめんどくさい人なら割と予想はできる。
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主人公の妄想を見せられているので、終盤の灯台へ入るところだいぶおかしいし、恐らくなんだけどタバコを吸うシーンでタバコの煙が戻っていってる気がした。
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私的にはもう1つのどんでん返し、主人公は自ら狂っている演技をすることでロボトミー手術行きの死を選ぶっていうラストの方がおぉってなった。
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このロボトミー手術、当時は頭を開いて脳に直接刺激を送るなんて狂っていると思われていたものの、現代の精神医学では有効な治療法らしい。なので、主人公この後実は妄想癖治るんじゃないのか?と思っている。精神病の犯罪者を収監しているシャッターアイランドから1人の患者が消え、その調査にやってくる男の話。
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こんなのありですか?
なんとも後味の悪い映画だった。
なにが一番考えさせられるかって、精神病患者の妄想を延々と
2時間も見せられ、挙句に正気に戻ったかと思えば
狂っているふりをして施術を受けるというなんとも言えない気持ちになるよね。
全編に漂う雰囲気や謎のメモも大して意味もないし、
崖で会ったレイチェルは妄想だったし、見ていて事が
全て意味がないとか、なんかズルイと思う。
もしエドワードの病状を知りつつ見たら、2回め見たら
痛々しい精神障害者のひとり芝居で周りが付き合って上げてるんだなあ。
って思いながら見ることになるよね。
面白いといえば面白いのだけど、やっぱ納得行かないな。
レビュー読まずに見れてよかった。
いつも通りの癖で視聴前にレビューを読みにここに来たところ
「ネタバレ厳禁タイプ」をまず目にし、
これは読まずに見よう!と先に視聴できました。
レビューの皆様ありがとうございます。
ただ、ネタバレ厳禁ということは
なにかあるんだな・・という目線で見てしまいました。
それでも騙された感がとてつもなく!
ウマいな~面白い。とハラハラ引き込まれました。
伏線をあまり回収できていないと思うので、
暫く経ったらもう一度みたいなと思います。
ラストシーンに関しては、
ダメだったのに、わかってる・・・?
と、ハテナが浮かんだままでしたが
ほかの方のレビューに
“最後に少し残っていた理性”というコメントですっきりしました。
面白かった!!!
疑心暗鬼
ディカプリオが国家的陰謀に立ち向かうサスペンスものと思わせて幻想だったとは、後味の悪い、観客を欺いてなんぼという映画でした。
これほど観客を混乱に陥れる映画は観たことが無い、というよりもっともらしいシーンを並べておいてから否定するのではストーリーテラーとして行き過ぎ、邪道と矜持ある監督は使わなかったのだろう。別にスコセッシ監督を責めるつもりはない、疑似餌に食らいついた魚が馬鹿という釣り師の論理なのでしょう。見事ひっかかってしまいました。
シチュエーションも絶海の孤島、誰も信じられない孤独と閉塞感、映像もBGMも怖がらせ方を熟知している手練れが作っているからホラー映画としても半端ない。
ただ、子供の死体をおぞましい演出の道具に使うのは卑劣極まる、動揺させるためには手段を選ばずといった冷徹さは映画のテーマである人間の狡猾さと暴力性を語る資格すら無いように思える。
ラストの台詞
凄く面白かったです。精神病患者の苦しみを、主人公を通して追体験できます。
本人にとっては実際に目の前で起こっている疑いようのない現実なのに、周囲が理解してくれないという精神病特有の苦しみを、主人公視点で見事に描いている作品だと思いました。
意見が分かれがちなラストシーンについてですが、恐らく主人公はかろうじて正気を取り戻したので、例の台詞を吐いたのだと思います。「善人として死ぬ」とはロボトミー手術を受け入れ廃人として生きることであり、「モンスターとして生きる」とは、永遠に妄想に取り憑かれたまま生きることを指すのだと思います。
そして主人公は妄想に取り憑かれた振りをしてロボトミー手術を受け入れます。モンスターとして生きることに終止符を打つために。
見応えたっぷり
あらすじしか知らない状況で鑑賞したが、想像以上に見応えがあり、予想を裏切る結末だった。
途中から依頼じゃないレディスを必死に探したり、幻覚と現実が混じり合って何が本当か分からなくなる感じが個人的にすごく面白かった!
相棒が主治医だと分かった時がすごくスッキリした!
80
一度目は大きなミスリードでストーリー全体のどんでん返しを楽しみ、二度目観たときには細かい伏線を楽しめるように作られている。
実は自分が患者だったっていうのはありがちなオチやけど、最後のセリフでもう一段物語として深みが増すような作りになってるのが良かった。
超難解映画
難しい映画だとは、知っていたので、覚悟して見ました。 やはり難しかったです。さっぱり分かりませんでした。自分の眼力の無さにあきれてしまいました。
ディカプリオ演じる連邦捜査官テディの方が実は、精神異常者だったのだという現実。この結末への流れを淡々と描くだけ。それだけの映画ではないと絶対に思う。それ以外にも、色々なディープな問題が隠されてると思う。ただそれが何かが、全然分かりません。
最後の最後に、テディが、相棒に吐いた捨てセリフ。このラインには、ものすごく重要なメッセージが含まれていると思う(まったく的がはずれてるかもしれないが)。実は、最初から最後までテディは精神異常者ではまったくなく、ただそのように振る舞う行動の中で、テディには何か他に狙いがあるんじゃないかとか?それか、最後に自分が何者なのか完全に目覚め、それを回りに気付かさせないようにしたのか?まぁどれも違うような気かするけど。
とにかく、この映画は超難解映画です。また観ようと思います。その時にどのようにテディが、私に映るのか楽しみです。
どうにも、この手の映画を見過ぎてしまった。
映画としてよく出来ている、などと上から目線の評価をしてしまいそうになる。話の流れもなんとなく予測が付きました。「実はおかしいのは自分自身だった」というネタは、他の映画でしょっちゅう見てきたし、それを更に逆手に取る映画も登場していた。もしかしたら、常套手段になりつつあるのでしょうか? 同じ映画を繰り返し見ているような気分になってきました。そんなわけで、この映画に対する正当な評価がしづらいです。
何を信じればいいのか
アサイラムと同様の精神科が舞台で、結局主人公も精神病ってオチ。
しっかりと伏線も回収してたし、ストーリーも良い。
精神科が舞台だと登場人物の言葉が嘘か本当かわからなくなるよね。
めっちゃ余談だけど、年を重ねて少し太ったディカプリオってチンピラやヤクザ役をよく演じてる俳優の阿部亮平に似てるよね。
深い話
古い時代設定なんだよね…ディカプリオが今風だから、ナチスのトラウマとか言われてもちょっと違和感あったけど。
誰が、どれが、真実なのか、最後までわからない。
そうであって欲しいと思う方が真実でいいのかな。
ナチスによるユダヤ人大殺戮。
母による我が子殺し。
悲しいことばかりだったけど…。
最後まで怪しいからね、あの島の医師は。
スリリングが止まらない
最初から最後までドキドキしっぱなしだった。
「おやおや?これは何かおかしいのかも」という気付き、気のせいかと思って見続けると、段々その「おやおや?」が主人公の推理より存在感を増してくる。
改めて二週目を観ると伏線だらけなのに驚く。「水は苦手」って、そりゃそうだろうなぁ。
病気、ケガ、認知症、、、
人生どこで心がぶっ壊れるかわからない。果たして自分は最後の選択をできるのだろうか。
ミステリーとしては平凡か
だいどんでん返しの看板で作品を見たために勘違いしていました。サスペンスミステリーだと思っていましたが、どちらかと言えばどサスペンスです。
どんでん返しを期待して見るよりは、作品を純粋に楽しむのがいいと思います。
私が好みな点は、妄想を表すのか火の描写と恐怖を表すのか水の描写の対比、また深層心理が夢の形で現れる描写、音楽表現です。また、演技も素晴らしいものがあり、設定の面白さと組み合わさって圧倒的な力で観客を惹きつけます。
だからこそミステリー好きは、描写と対比でオチが早い段階で予測できるため満足できない方もいるかもしれません。
私は善人、自分がヒーローのまま人として死ぬことを選んだ彼の後ろ姿は、(この訳は好きだけど、原文で考えると、真っ当にもどったら、こんな辛い生活は送れないよに近いかも)おそらく何時間かは見てられます。クレジットもあそこをもっと使ってくれれば良かったのに…
ミステリー好きにはおすすめしませんが、かなりのスルメ作品だと思います。
改めて最初から見直したくなる映画
・最後30分くらいでストーリー全てがひっくり返る。面白い。途中、何が、誰が真実なのか分からなくなるが、主人公とともに納得していく。
・同時に精神患者と向き合うことの大変さも感じる。
・最後のセリフが意味深で心をくすぐる。
レオ様
現実と妄想の区別が付かなくてはじめ混乱した
水が現実
火が妄想
と区別ができる様です
最後のセリフ「モンスターとして生きるか善人として死ぬか」アンドリューは最後現実を認めたが嘘をつきロボトミーの手術をする事を決めた
その時の表情がなんとも悲しげ
何回かみると違う視点で見れてさらに楽しいのでは?
おうち-243
序盤から伏線かなり張りまくり。
私はジャンプしまくり。
一回観て、ネタバレブログを読んで、二回目観て、脳内物質ぶしゃータイプの映画です。
いや伏線がすごすぎて。考察も全然出来てなくて。少し時間おいて、もっかい観ます。
主人公の目線で見るようにミスリードされてるんだろうな、とは思っていましたが、張り巡らされた伏線の数々に全然気づいてないあほな私。
ハルク、ベン・キングスレーといった名優たちが繰り広げる芝居(ダブルミーニング)に、ディカプリオの目線で見ている自分がいました。
要所要所でかかる「どぅん、どぅん、どぅん」という低音の音楽が、アリ・アスターぽく不気味で(音楽だけ。作風は全然違います)、閉塞的な島に自分もいるみたい。
嵐の日の屋外でも、病室の中も、なぜか湿気より寒気のほうが感じさせるような撮り方が上手い。
そしてラストの全てを受け入れ、覚悟を決めた男の姿。哀しい。
Shutter Islandもアナグラムだったとは、、、。
これだけ伏線回収&考察のできる方が映画を観れば、本当に映画鑑賞って楽しいんでしょうね。私も人間力磨きます。
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