アバター(2009)のレビュー・感想・評価
全336件中、261~280件目を表示
文化の意味を痛感した
この作品は簡単にいうとシナリオは吉野家の並。コンテは宮崎駿のCG化。映像は大好きな人とのはじめての夕食。
アメリカ的な文化土壌がはっきりと現れたシナリオに日本アニメ文化の創造美をパクって、未来志向の技術でまとめてみました。という感じだ。
シナリオでうなりたい知的水準の高い方にはがっかりな流れ。
映像でたのしみたい方には大満足。
昔、流行ったハーレクインロマンス並の量産型の恋愛で十分満足できる女性には”いいわ・これ”という感情が溢れる映画です。
シナリオの展開ではアメリカ系の文化が精神性を深く追求できないで表層レベルで流してしまうのはキリスト教の持つ感覚重視、愛重視、非科学的などの影響が色濃く現れている。
仏教の科学的視点から作り出される創作が、この映像表現と融合できたなら
間違いなくA+としたいが、映画というものが映像とシナリオ、配役、など多岐にわたる総合芸術であり、その総合項目で評価されるべきである為にシナリオ平凡映像上質ということでBとした。
いつの日か、文化が融合したシナリオ満点、映像満点、演技演出満点という
もっと多くの人の目に耐える作品が生まれることを祈る。
この作品で儲けた金でジェームズ氏が次回までに勉強していただければと希望する。
圧倒的な映像美!!
アバター観ました。
圧倒的な映像にものの数分で引き込まれてしまいました。動物達の自然な動きに風景の美しさなど凄過ぎです。
また主人公とヒロインの関係もとても丁寧に描かれていて、二人が結ばれるのにも十分納得できました。
ただ、最後で大佐を含む軍人側がいかにも『ターザン』に出てきそうな悪役に成り下がってしまったのはいただけないですね。悪役になるにしてももう少し説得力を持たせて欲しかったです。
後パワーローダーも『マトリックス レボリューション』からさほど進化していなかったのも残念でした。『トランスフォーマー・リベンジ』であそこまでできたのですから、もっと凄くして欲しかったです。
この二点を考慮して評価はA-とさせていただきました。
恋しちゃいました!
先日109シネマでIMAX3DのAVATARを観て来ました。
いやーホントに映像が奇麗でした。吹替えにしようか字幕にしようか迷いましたが、臨場感優先で字幕にしました。眼鏡をしているのですが、その上からグラスをかけてもまったく疲れることもなく快適でした。内容は、あえて書きませんが、映画を観ているうちにナヴィのネイティリを観終わった頃には僕自身好きになってしまいました。顔が人間と違っていても恋しちゃうんですね。
まさしく!3D!〔観るのではない、そこにいるのだ!〕なのです。
将来ブルーレイで発売されるでしょうが、当然3D仕様なんでしょうが?楽しみです。
ツッコミどころはあるものの圧巻の一級品
ジェームズ・キャメロン12年ぶりの新作にして、今後の映画業界の命運を占う3D映画の超話題作ということで、せっかくだからIMAX 3Dを観られる109シネマズ川崎にて鑑賞。
素直に感想を述べれば、1番盛り上げなくてはいけないであろうナヴィたちの逆襲シーンに何の工夫もなかったり、登場するキャラクターたちが無駄遣いされているなど、脚本にはツッコミどころもあるのだが、それらを差し引いても本作には必見の価値がある。つまり、映像革命を謳う本作だけに、その映像に注目してしまうのは確かだけど、観客のその要望を軽くクリアした上で、観客が感情移入してしまう力強いストーリーがあるからこそ、大ヒットにつながっていると思うのだ。近い将来、映画業界の流れを変えた1本として記録されるはずだ。
3Dしか売りのないCG人形劇
3Dしか売りのないCG人形劇を見させられるのかと
思ってたんですが、3Dの評判がいいので観に行ってみたら
全然違いました。
ストーリーは
ある惑星の原住民を立ち退かせて
地底に埋まっている財宝を奪い取るという
まさに地上げ屋的なお話です。
主人公は科学で原住民の体を手に入れて
懐柔策を探る役目を担うんですが
原住民と一緒に過ごしていくうちに
少しづつ変化していって・・・・。
主人公が原住民と心を交わしていく過程も
十分納得できるもので、最初は気持ち悪い原住民も
観ていく過程でいつの間にか好きになっていけます。
最後の戦いあたりではかなりドキドキ。
CGもすんごいです。
兵器と惑星パンドラの景色、生物が綺麗に
違和感なく極めて自然にまとまってます。
特に危険な動物は、3Dであることも
相まって凄い迫力です。
ストーリーは単純なので「すげー」
「怖い」「迫力ある」とか
こんな感想しか出てこないですが
単純でも、それを超える体験ができますね。
外国の方のなかには、惑星パンドラから離れることで
鬱になる方もいらっしゃるようですが
そこまでは凄くないのでご心配なく。
劇場で3Dメガネをかけて是非ご覧ください。
ネタバレ!!!
ネタバレです。これから観る予定の人は見ないで下さいね
3Dで観ました!
すぐにパンドラの世界に取り込まれましたね。綺麗でした!
登場人物にも感情移入できました。
シガニー・ウィーバーが何気なく死んでしまったのは残念でした。
ミシェル・ロドリゲスもですね〜、「sorry.Jake」(?)と言って死んでしまってとても残念です。好きな女優さんだったのに…。
ナヴィと人間の戦闘シーンは、本当興奮でした。
ラストは続編を感じさせましたが、どうなんでしょう。三部作らしいですが…
人間があのままあきらめるわけはなさそうですし。
ここまでするか・・・・・
タイタニックのジェームズ・キャメロン監督が12年ぶりに撮った超大作!
構想15年....極秘に進められてきた映画らしい!
とにかく、スケールの大きい映画です!
「もう3D以外の映画はつくらない」と監督は話しているらしいが、3D映画は、本当にその場にいる感覚になり、迫力満点です。
しかし、162分も重たい3Dメガネを掛けて観るのは、ちょっと疲れます!
まず、吹き替え3D版を観て内容を知った上で、英語3D版を観ました。
そこで分かったのは.....
吹き替え版だと惑星パンドラの原住民の言葉が字幕になっており、結構字幕部分が多いので、これって吹き替え版なの?って感じである。でも英語版になるとすべて字幕になるので、油断しているとその言葉の差が分らないままストーリが流れた.....ちょっと悲しい!
また、3Dメガネが疲れるのでちょいと外してみたら、結構色鮮やかで、これはもったいないと思った。そこで、通常版も拝見!....残念ながら、3Dメガネをかけている時と同じような色合い....そうか...3Dメガネで暗くなる分、輝度やコントラストを上げていたのか....。
で、内容は....爬虫類のようでデスラー総統(宇宙戦艦ヤマト)のような青い顔(体)のパンドラの先住民.....これでは、どう展開しても感情移入できないな!と思っていたら、ストーリが進むにしたがってどんどん気持ちが先住民側に入っていくから不思議だ....。
ハリウッド映画(アメリカ軍)は、どうしてあそこまで平和に暮らす先住民や大自然を簡単に、そしてめちゃめちゃに壊す作品が作れるのか(壊すことができるのか)?...日本でいえば、屋久島の原生林を思わすような素晴らしいファンタジックな場所をそこにある鉱物を手に入れるために先住民もろとも絨毯爆撃を繰り返す.....悲しすぎるストーリ展開の末に得られる感動は.......。
最期に、ここまでしてしまったことに対して猛省し全面復興をするようなシーンが欲しかった.....。
3D映画の時代到来!!
まず特筆すべきは、圧倒的なグラフィック!!
3Dは好き嫌いありそう。中途半端な視力でいくと眼精疲労で挫折するかも…。メガネorコンタクトで視力を底上げして挑んでください。
(話題のAlice in Wonderlandも3Dみたいです)…)
私は3Dメガネ+メガネで鑑賞しました。序盤は目が慣れず、"見方"が身につくまでは辛かった…。
中盤あたりから目が慣れてくるのでメガネの人も大丈夫です!!
( 劇場から出る際に、間違えて自分のメガネを返却しそうに…(笑) )
ストーリーは、コマーシャルを見た方ならば大体は想像できるハズ!!
きっとあなた方の想像通り…。 安心してご鑑賞ください。
では良いご鑑賞を!!
これって3D?
かなり期待して観に行きましたが「これって3D?」ってのが感想です。
手前、奥、中間の三層の間を遠近法でごまかしてるだけなように感じました。もっと飛び出してくるのを想像していたのですが・・・。
ストーリーも劣化版もののけ姫みたいであさいと思いました。
これでほんとに3D時代は来る???
アバター
3Dを先に見て、次に2Dを見ました。3Dの奥行きの深さに感嘆したのですが、偏向メガネを通すと画像が若干暗く見えたので、2Dでより鮮明な画を楽しみました。3Dが、2Dと同じ明るさで見れるなら、より臨場感が増すでしょうね。
さて、映画そのものは、皆さんがコメントしているように、色々なストーリーの要素が入っています。勧善懲悪であり、人種(今回は他の星の住民)を超えた愛の話もあり、人間のエゴ、先住民への蔑視への批判、自然の偉大さなどの様々なメッセージが込められていました。
ジェームズ・キャメロンの頭にあのパンドラがすでに存在していたこと事態、驚嘆ですが、それをあそこまで具体的にリアルに創造したスタッフにも大拍手ですね。
興行成績が素晴らしいので、かえって、見に行くのをためらうひともいるかもしれませんが、この映画は今後、何度も語られるはずです。映画好きの方は、是非映画館に行って、パンドラを体験おくことを薦めます。
期待通りのエンタメ作品
これは宣伝が悪い映画だった。
TOHOシネマズに行けば一本の映画で3回はアバターの宣伝を見させられ、うたい文句は「タイタニックのジェームズ・キャメロン監督12年ぶりの新作」というなんの魅力も感じないワードの数々。
プロモーションはもっと考えなければいけない。
さて、映画本編は実に面白かった。
2154年?くらいの近未来。パンドラと呼ばれる惑星の鉱物資源を狙い侵略した地球上と原住民ナヴィとの交渉(決裂)と戦いが描かれている。
ストーリーは大したことのない王道だったが、メカデザインはすごく好みだった。
ヘリコプターだかティルトローターだかの主戦力に大型の輸送艇。隊長機の攻撃艇や歩兵機械はとてもカッコイい。
CGは確かにすごいし、作り込まれた設定も良い。
自分は3Dが嫌いでわざわざ2D上映を見たので3Dでの圧倒感は分からないが、それを体験しなくても十分に面白い。2時間40分超と長めながら退屈しなかった。
最後に地球人はパンドラから撤退したが、あれほどの価値がある資源をみすみす逃す手はない。確実に再度侵攻するだろう。
魂の木周辺は磁気の影響で機器類がおかしくなるので、長距離弾道弾と高高度からの絨毯爆撃で地表部を灰にし、トドメに多少手間がかかるが衛星軌道上からのマスドライバー砲で万事解決である。
まぁ、続編があればの話だが。
主演のサム・ワーシントンは「ターミネーター4」でターミネーターになったり、「アバター」でナヴィになったり、今年公開予定の「タイタンの闘い」では神様になったり、何かと人間離れした活躍が目立つ期待の新星だ。
キャストも良い感じで、大変楽しい映画だった。
鑑賞劇場:なんばパークスシネマ
目からウロコ!
近未来にタイムスリップして映画を観ている感覚。
これは「眼からウロコ」。
不細工なナヴァの娘が、だんだんと奇麗に見えてくる不思議。
メイクではなく、すべてCGだそうだ。
ストーリー的には、インディアンを迫害する白人というイメージを感じるものの
戦争の矛盾を描いている。
個人的に好きなシーンは、鳥?に乗って空を飛ぶシーンだ。
乗ってみたいなぁーと思ったし、爽快感がビンビン伝わってきた。
ジェームス・キャメロン監督は、3作までの続編のアイデアがあるという。
続編に期待だ。早く作ってほしい。
肝心のストーリーが・・
アバター。
映像は、奥行きがあってすばらしかった。
が、現代の2Dなら迫力はそこまで変わらないかもしれない
良かったのは、パンドラ(星)の設定がかなり作りこんであった点。
そこにある植物から言語まで、文化がしっかり描かれていて、
実在してもおかしくないような、説得力があった。
が、肝心のストーリーは映像に負けていたと思う。
個人的には、予想通りの展開で、一貫性も?だった。
途中までは、
他の種を理解しようとせず排除する人間の姿と、
それに疑問を感じる主人公らを描いている。
だが、後半、主人公は救世主のように現れて、
途方にくれていたナヴィを率いて戦う。
それも、主人公の裏切りが発覚したのに、
ナヴィは簡単に彼を受け入れてしまうのだ。
どう締めくくるのか期待していたが、
結局、ナヴィの中でも人間は上に立つのか・・
前半で積み上げてきたものは一体なんだったのだろう。
しかも、ナヴィに共感した人間はナヴィに姿を変え、
悪い人間は地球に帰るという最後のシーン
これって両者の溝が深まっただけでは・・・
共存がテーマのひとつかとも思ったのだが。
帰還した人類は、またどこかの星で、
同じことをするんだろうな
あんなに設定は作りこんであったのに、
ストーリーは甘い、なんだかもったいない作品だった
映画革命!?
実は全く期待していませんでした。
アビスの二の舞か、アニメーションぐらいにしか。。。。。
ジェームズキャメロンはやはり天才です。
高所恐怖症の人にはつらいかも。
観終わって、ちょっと感動した!
3Dも奥行きがある。
女性客も何人かは、泣いていたようです。
ここ数年の映画で殿堂入り決定!!
『アバタもえくぼ』 メガネに3Dメガネはつらいよ
最初、ナヴィの人達に違和感をあったが、”アバタもえくぼ”になってきて、
その表情にいつの間にか親近感すら覚えてしまいました。そのぐらい、映像の美しさに圧倒されて、感情移入できます。
映画サイトの動画を観てからの鑑賞でしたので、だいたいのストーリーは、読めていました。ただ、「ジェイクは、どちらに加担するのか?」「どちらが勝つのか?」「二人の行く末は?」という点を知りたくて、劇場へ足を運ぶことにしました。
ストーリーは、細かいところに目をつぶれば、満足のいく作品です。
ジェイクの精神的な葛藤を描ききれていないところや
アバターについての説明が不足しているところなど、突っ込みを入れられる要素はあります。この辺りは、本で埋めるしかないのかもしれませんが・・・。
眼鏡で鑑賞しました。3Dメガネを上から着用すると、眼鏡が皮膚にくいこんで、終わった時は、接触部分がかなり痛かったです^^;
1.コンタクト+3Dメガネで観る
2.2Dで観る
3.3Dで3Dメガネをつけないで観る
のいづれかの方法で鑑賞することをお勧めします。3Dメガネをつけなくても、映像が美しいことに変わりはありません。
予想を超えていました。
気を感じられる方が見ると、たぶん自分のエネルギーが変化するのがわかるかと思います。映画を見ながら、自然の一部である自分を実感して、何かを思い出すような不思議な興奮が、じわじわ感じられました。
感じ方は人それぞれですが、強いメッセージを、数多く持っている映画です。私にとっては、これまで見てきた映画の中で、最高の映画でした。
素晴らしい体験。
公開されるまで、全くなにも知らず、ただ観てみよう、くらいの気持ちで行きました。
3Dに、それほどの関心はなかったので、2Dで観ましたが、余りの完成度に、ただただ驚き、こんどは3Dで。
結果、どちらにもそれぞれの良さがあり、何度も感動を覚えました。
パンドラの自然が、とにかく素晴らしい!
公式本も購入しましたが、監督の、植物学への造詣の深さに感嘆しました。
これだけの深さあってこその、CGのリアリティだと思いました。
そして冷ややかで武骨、不気味なマシーンとの対比…、色々と、考えさせられました。
しかし、造形でなにより魅了されたのは、ナヴィです。
理想のスタイルの美しさも、さることながら、存在しない進化形の人類の、筋肉組成まで垣間見える、動きの美しさ。
私たちと変わらない、ゆたかな表情。
青い肌も、柔らかなシルバーブルーで、神秘的な容姿を、際立たせていました。
とても美しかった。
それゆえ、哀しみが突き刺さるようなシーンも、たくさんありました。
ストーリーは、決して粗くはありません。たいへん、エモーショナルで、簡潔、テンポも良く、
無駄がなかったと思います。観る人を選ばない、良いバランスでした。
あれだけの濃密な画面だと、話まで玄人向けに凝ってしまっては、却って、台無しだったと思います。
オペラのストーリーと同様です。豪華絢爛な舞台だからこそ、差し引きすることで、
お互いが引き立つのだなあ、と再認識しました。
ベストな塩梅だったと、感じました。
『ウェストサイドストーリー』も、『ロミオとジュリエット』の近代版でしたが、
今や、そんなことを知る人も少なくなり、どちらも名作として、愛されています。
この作品も、長く語り継がれ、愛され続けると思います。
未見の方は、是非、難しいことは考えず、
スペクタクルをはらんだ、切ないラブロマンスにリンクして
素晴らしいパンドラの世界へ、訪れてみてください!
ストーリーが酷い
典型的なアメリカ映画の集大成みたいな作品。
例えるなら今アメリカがやってる戦争を描いてるような作品だと思います。
復讐、恨み、破壊、お決まりのドンパチ。
徹底的な悪を作り上げ最後のシーンは映画館で観てるすべての人がこいつを殺せと思っていたのではないでしょうか?
いったい恨んだり復讐したりして何が残るというのでしょうか?
昔の実写戦隊ものでも悪には悪なりの正義がありました。
考えさせられる点や学べる点はほぼ皆無のただ単純にみる映画でした。
唯一あげるとするならCGの技術には圧倒されました。
ストーリーがこれだから技術者はかわいそうだと思いました。
よかった!!
本当によかったです。
ジェイクが一つの惑星の運命を背負うようになっていく様はすごくかっこよかったです。
また、自然発光する植物とか、自然のスケールの大きさは感動ものでした。
DVDも買いたいとおもいます。
ハッキリ言って…
大いに失望!!
監督の、キャメロンの大ファンなので、大いに期待して公開間もなくして観に行ったが、3Dは期待(想像)していたモノとは大きく異なり、マスコミ関係者が宣伝するような「奥行きのある立体感」を、劇場ごと包み込むような“立体感”と受け止め、想像していたが、何て事のない、従来のアナログ方式の“立体感”と何ら変わりない。
ストーリーも、「ポカホンタス」と「エイリアン2」を合体させたような、昔ながらの物語で、キャメロン監督のオリジナリティが全く見受けられなかったのが大いに残念!!(T_T)
全336件中、261~280件目を表示