劇場公開日 2008年8月23日

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「2時間ドラマを観た感じ」セックス・アンド・ザ・シティ オイモダイスキさんの映画レビュー(感想・評価)

3.52時間ドラマを観た感じ

2013年5月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館、DVD/BD

笑える

楽しい

ドラマのseason1~ずっと観てます。

まず、オープニング映像でテンション上がります。
ファーギーの曲はかなり良い◎
本編通して曲はどれも印象に残ります。

個人的にはウェディング特集の撮影をする際に流れていた
click flash/ciaraがかなり良かった。
あそこのシーンのカメラワークも素敵でしたねー。

ドラマでそれぞれ幸せになった4人ですが、まぁミランダの展開は予想出来た感じでした。
ただ作中で予想以上に成長します。
彼女があの4人の中で一番ドラマの時から成長して素敵な女性になっているように思います。
橋のシーンでは思わず泣いてしまいました。
むしろ、この映画で一番感動したかも。

シャーロットですが、特に印象はありません。
良い話なのですが、恐らく自分自身が経験した事のないエピソードなので印象に残らなかっただけなのかなぁ。
けれど、相変わらず清楚で美しかったです。

サマンサは、相変わらず面白いです。
本当はあのまま幸せに暮らしていて欲しかったけど、サマンサのキャラクター的にそうはいかないかなぁ。

肝心な主役のキャリー・・・ドラマの時からまったく成長してない!
恋愛の相手に翻弄されてギャーギャー騒いで周りを巻き込んでこの人、10年で何が変わったんだろう?
という感じです。常に被害者意識だし。こんな人が周囲にいたら私は耐えられませんw

あと、せっかくの映画化なんだから恋愛だけでなく友情にもフォーカスして欲しかったなぁというのが本音です。

日本の女性のファンも多いですが、この4人(特にキャリー)は反面教師にするべきですね。

ドラマが好きな方が観たら楽しめるかと思いますが、映画だけだとあまり楽しめないかもしれない
ですね。
観る人を選ぶ作品です。

オイモダイスキ