ミストのレビュー・感想・評価
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あなたならどうしますか??
嵐が過ぎ去った後の街。
深い霧に包まれた街は得体の知れない何かに
襲われてしまう。
そして、スーパーのなかで孤立してしまった主人公たち。
様々な人がいるなか、ひとり、またひとりと極限状態に陥っていく。
とても素晴らしい作品でした。
人は、極限状態に陥ってしまったときどのような行動を起こすのか?
自分だけ助かる方法を考えるのか?それとも自分から身をなげ、他人を助けるために行動するのか?
その心理状態がよく表れていて、楽しめました。
しかし、あのラスト10分は……
とても、悲しいですね。。。
2回目も充分胸糞悪い
2回目の鑑賞ですが、霧も虫も化物も人間も全部気持ち悪かった。
やっぱり中盤のスーパー内の人間模様が秀逸。
最後の方にチラッと出てくる特大の化物がかっこ良かった。あれを倒す映画を観たい笑
ラストは2回目でも充分胸糞悪い。
ポカーン
最初は籠城映画かと思ったのですが、スーパーという狭い空間の中で
いつ何が起こるか分からない極限状態の人たちが起こすドラマ・・・
こんな状況でありながら、内部は
二極化してしまう集団の性。
外にはそんなことお構いなしの化け物がいるというのに・・・
自分達を信じ外に飛び出しても
そこに待っていたのは終わる気配を
見せない圧倒的絶望・・・
そして彼らの選択は・・・
マジ救われない世界でしたね。
個をもつ人たちが個を失った場所から
反発したというのに・・・
ラストの衝撃にはしばらくポカーン
としていました。
あと数分待っていれば
何かが変わっていたのでしょうか。
☆5は付けたいのですが、あまりに
アレなので4つで。
友人の紹介でみた
友人の紹介で観た。
モンスターが出てくる映画は好きではないので、霧の中の正体が分かった時はガッカリしたが、最後の結末で全て変わり最高の映画だと思った。
登場人物が少ないので一人一人に感情移入することができた。
主人公が父親というプライドを持っていたのにあの最後は本当に可哀想。
⚪⚪VS人間VS人間
嵐の後、いきなり街が霧に覆われ、スーパーマーケットに閉じ込められた環境になった人々と怪物との対決する様を映したパニック映画。
とかくホラーと衝撃のラストがクローズアップされがちだが、スーパーマーケットに閉じ込められた人々が怪物の存在に気づいた後に繰り広げられる人間の互いを尊重し合い、関係が壊れて行く様と駆け引きを監督は一番描写したかったのではないかと個人的には思う。
怪物と闘う傍ら、人間とも闘わなければならない主人公達には何か現代社会に置き換えると共感するものがあると思います。
後味の悪さは初めて観る人は必ず感じるはず。ダンサーインザダークよりははるかにマシだと思いますが。
ただのパニックホラー映画と思わせておきながら、色々な面からの描写でパニックさせてくれる映画。終始ドキドキして、息つく暇がないです。
原作はスティーブンキングの 霧
自分の選択を後悔するな、
そういうことを伝えたかったのかな、と
見終わって3日経ってから自己完結した作品です。
ミスト、はじめは
安っぽい霧と安っぽいモンスター?。
なんだ外した、と思いました。
だけど見進めていくと段々と
人間の追い詰められた心理、自分を守るための罪などなど人間関係人間心理の話になってゆき面白かったです。
あの宗教ババアはほんとに
ずっと早く誰か殺さないかとイライラ。
そして、問題は最後
宗教を信じ世界の破滅だのなんだのほざいて
スーパーの中にいた人々を洗脳していったババアがなんと
主人公の息子を生贄に殺せと言い出した
ごたごたがありつつ逃げ出した主人公、
そして、あの最後。
ひどい、としか言いようがない。
主人公達は救われな過ぎる。
生きたいと願って選んだ道で自らの手で息子を殺してしまい、それだけでも悪夢のようなことなのに
なんと殺さなければ助かった、というオチ。
主人公の軍の前で座り込み絶叫するシーンは、製作者側の性格の悪さが見えました^^笑
人生の中の何本かにはなったけれど
二度三度と観たい映画ではない、そんな感想です。
(後日家族と見たところ見終わって家族全員無言のまま何分か過ぎましたʬʬʬ)
想像以上に衝撃なラスト
楽しむ為の映画として見ると
そこそこ…くらいだと思います。
人間の生き方を見ると
ホラーとして楽しむととてもいいと思います。
評価は低めなのは
ラストシーンで胸がえぐられるような
叫びたくなるような映画が私には辛かったからです。
ですが、映画でそのような感情になるのはグリーンマイル以来で
スティーブンキングは本当に本当に強烈だと思いました。
見る人に不快感を与える為に映画を作るはずがないので
ストーリーそのものを感じていくべきであり
このラストも
なんで!?と叫びたくなるラストでした。
スティーブンキングはなぜその後味の悪いラストにするのでしょうか…
さすが、としかいいようがないです。
正直私だったら絶対にハッピーエンドにさせるので
他と同じ映画だったな…と思われてしまうものしか作ることはできないはずです。
よく考えれば★5つなんですが…
すみませんラストに耐えられなかったです。
さらっと忘れられない、記憶に残ってしまう映画でした。
これは……
ショーシャンク、グリーンマイルが結構面白かったので、この2人の作品でと思ってこれを見ました。
ラストがラストがって、レビューとかでもみなさん言っていましたので、どんなものかと思ったら、マジかってなりましたね。
想像してたのよりさらに酷かったです。
主人のこの先の生き地獄を考えたら…
スーパーでの事は面白かったです。
人間こんな風になるのかと、見入っちゃいました。
恐怖で信じられなくなる人、信じようとしない人、宗教に頼る人、心が不安定になり何かに頼りたくなる人などなど、敵は人間?って感じでしたね。
結構グロかったんじゃないかと思いました。
ホラーは苦手であんま見ないんでわからないですが、人間からでたウジムシみたいなんが…
スパイスが主役になってる。
映画.com
で、感想・評価の私とあっている人たちのレビューを参考にこの映画をチョイスしてみました。
こう書いても誰もわからないのでネタバレにはならないのでちょっと書きます。
私はオールドファンなので40年くらい前にこれととてもよく似た映画があったのを覚えています。とても怖い映画でテレビで見てぞっとして眠れなくなったことを覚えています。
今回のミストはそれと比べてだいたい同じくらいの出来だったと思います。が、ただ一点だけがとても優れているのでこちらのほうが断然高い評価になると思います。どこが優れているのかはネタバレになるので掛けません。あるポイントがとても効いていて途中、退屈なシーンがあったのを忘れさせてくれます。
そのお陰でおすすめして良いレベルになっているのではないでしょうか。
演出はドキュメンタリー風になっていて、それがこのジャンルに新しさを与えていると感じました。
英語はとても聞き取りやすく、字幕なしでも20パーセントくらいは聞き取れます。
英語字幕付きだったらリスニング教材としてもおすすめできるところでした。ちょっと残念ですね。
これはホラー映画として秀逸と思う。
シャッターの向こう側の触手のシーンは結果が解っているのに観ていてドキドキするし、ズルいオジサンコンビに腹を立てたりと観ている側を主人公目線にさせるのが上手い。
霧の中から現れたら未知の生物たちの“そこに居る感"もよく出来ている。
グロさも程よい出来で、巨大な蚊や人体に産み付けられたクモなど、気持ち悪さが素晴らしい。
まさにホラー映画らしい作りで納得した。
さらにパニック時の判断力を放棄した人間の姿とそれを扇動する人間に恐ろしさと悲しさを見せられ、扇動したオバサンをマジに憎らしく思ったり(笑)
ラストシーンの主人公の叫びは何ともいえない無情に満ちているのがたまらない。
当然バッドエンドだけれど、そもそもホラー映画なのだからこれもありと思う。
賛否は分かれるだろうけど、良質のパニックホラー映画だと思います。
なんじゃこのラストは!!
スティーブンキングの作品は
大好きで、ミストの原作霧は
未読で鑑賞。
なにやらラストは制作あと付け…
ふむふむ、鑑賞開始後は
{なーんだB級映画か、気持ち悪いなー}
なんて思ってました。
途中、人間は異常な生き物だから
街や政治や宗教が機能していないと
生きていけないものー…というセリフに
なるほど、と思ったくらいで
いよいよラスト15分。
息子を殺し終わりか、と思ったら
いやいやいや、いや!
悪意しか感じない終わり…
エンドロール全て口があいたまま
見終わりましたよ!
全ていい結果に繋がると思った結果
オススメした友人に後味悪すぎ!って
怒られました(笑)
一周回ってアリ?
とにかくラスト見たさに鑑賞。個人的にはここまで振り切ってれば逆にありかなって思いました。予想の斜め上すぎて笑ってしまった。せいぜい子供を自分の手で殺すまでだと思ってたので。製作者の悪意見え見えで賛否別れるのは火を見るより明らかですね。これがやりたかったんだよってのが見え見えなのはちょっとやだ。
クリーチャーがキモかったり、グロめなところもあったり、まずラストまで辿りつけない人もいるのでは…。
でもあのオチで少し残念なのは、大局的に見れば平和が訪れてる(ように見える)というところ。勿論主人公にとっては生き地獄でしょうが、僕は直前で巨大な奴がドーンと来た時正直めちゃくちゃワクワクしたのです。我ながらズレた感想だと思いますが。
ていうかキリスト教徒をこんなにヒールっぽく描いて良いもんなんですね。勿論相当極端に描いてはいますけど。いやむしろ度を越しすぎててキリスト教徒にも嫌悪させる作りにしてるのか?とか考えてました。
不満点としては、ちょっと人間内での衝突の描き方が極端で入り込めないたころですかね…。もうちょっと人のこと信じられないかなあ?とか思っちゃって
オチがかなりの評価のウェイトを占めてる上に、後味サイアクゥー!な映画なので、もう見たくはありません笑
映画好きなら一度は。
人間の恐怖がよくわかりました。
ほんとにラストは後味が悪すぎます。
心霊とはまた違う人間の恐怖です。
怪物も不気味です。
とくに人間からクモが産まれてるシーンは強烈です。
しかし、はじめの方出てった方は
どうやって助かったのでしょうか?
ラストは賛否両論
衝撃のラストは賛否両論ありそう。個人的にはスッキリしなかった。自分の力では如何ともしがたい不条理とか不幸を描きたかったのだろうけど、これでは単なる「不幸な人」で終わってしまうのではないでしょうか。何と言うか、「どんでん返し」の手法が練られていないというか、浅いというか。いまいち釈然としません。
一方で、閉じ込められたスーパー内での狂信者との攻防は見ごたえあり。霧の中にいる怪物も確かに怖いけど、真に恐ろしいのは私達の社会で普通に生活している人なのだということを思い知らされます。
最も不幸なエンディング…
これほど不幸な終わり方はあっただろうか。。。
話の裏で、S.キングがほくそ笑んでいる姿が目に浮かぶ。
いきなり霧の中から触手が出現したあたりから、胡散臭さが満ちていた。
なんでもありの霧に包まれ、閉じ込められた人たちに希望はやはり宗教だけなのだろうか。希望を失った人々は、愚かしいほど神にすがるのかもしれない。
それが人間なのだろう。
それにしても、主人公にとっては最悪なエンディング。
世界的にも決して救われてはいないのだが、この後の世界がどうなろうと、主人公は生きてはいけないであろう。
精神的に。。。
観終わった後しばし呆然となる映画
「群集心理の恐さ」を説く秀逸な作品。
本当の敵は「霧の中の化け物」ではなく「建物内の人間」はたまた「自分の弱き心」ということか。このような状況下で自分の家族を周りの狂気から守れるのか自問自答しながら観ていた。
化け物が非常にリアルでかなり恐い。特に終盤登場したデカブツには人類の無力感を思い知らせる迫力がある。
最後はとてつもないやるせなさが残った。主人公がこの先日々を生きていく心境を考えると辛すぎる。
「単なるホラーだろ」という印象を見事に裏切ってくれる。とても奥深く優れた作品です。
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