オー!マイDJ

解説

盲目の女性に恋したバス運転手が、自分は人気ラジオ番組のDJだとウソをついたことから始まるロマンティック・ラブコメディ。出演は、韓国の人気個性派男優イ・ボムスと「ブラザーフッド」のイ・ウンジュ。アジアフォーカス福岡映画祭2004や東京国際映画祭での上映が好評で、急遽限定ロードショーが決定した話題作。

2004年製作／105分／韓国
原題：Annyeong! UFO
配給：タキコーポレーション
劇場公開日：2004年11月27日

ストーリー

子供の頃にＵＦＯを通じて、世の中をたった一度だけ見たことがある先天的視覚障害を持つ女性ギョンウ（イ・ウンジュ）。彼女は恋人と別れた心の痛手を癒すために、ＵＦＯが出現したという田舎街・クパバルに引っ越しをする。相談所で働くギョンウは、毎晩終車バスに乗って帰るが、そのバスはいつも時間どおりに来ないのだった。そんなバスに悪態をつくギョンウ。しかし、バスにはいつも失恋の痛みを訴えるメッセージと、これをやさしく慰めるラジオ放送が流れていた。バスの運転手はサンヒョン（イ・ボムス）。じつはこの番組は本物ではなく、サンヒョンが夜な夜な家で録音しているニセラジオ番組だった…。生まれてこの方女の子とつきあったことのない彼は、ギョンウに好意を抱いているのだが、どうアプローチすればいいのか分からないでいた。ある日、街でギョンウと偶然出会ったサンヒョンは、悪態をつかれた経験から、ギョンウに名前も職業も偽ってしまう。自分は人気（！？）ラジオ番組「パク・サンヒョンとティティパンパン」のＭｒ.ＤＪだ、と。思わずついてしまった馬鹿な嘘がギョンウにばれないよう、サンヒョンの四苦八苦の二重生活が始まるのだが……。