劇場公開日 2004年11月13日

「単なる復讐劇とは言えないような気がして」パニッシャー kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0単なる復讐劇とは言えないような気がして

2018年11月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 またラジー賞の常連を生み出すのかなぁ~と心配してしまった前半部分。スタローン、シュワちゃん、セガールと、この手のアクションを繰り返す俳優さんはラジーな男優候補まっしぐらと言えるでしょう。普通の復讐劇なら、もしくは普通のアメコミ映画なら、途中で眠ってしまったかもしれないくらいだったのですが、あのギター弾きが登場してから目がパチクリと開いてしまった(笑)。エル・マリアッチのごとくギターケースから銃弾が発射されることを期待していた人は多いだろう。「やばいよ、銃を準備しておけ!」と手に汗握るシーンのはずだ・・・それが、あの軽い小オチで攻められて愕然と・・・笑ってしまった。他にもアイスキャンデーの拷問やギャグとしか思えない武器にかなりはまってしまった。

 その他、パニッシャー・フランクが根城とするアパートの住人がいいのです。ピアスだらけの男、オタクなデブ、男運のない女(レベッカ・ローミン=ステイモス)。彼らがいるおかげで映画として面白くなりました。ピアスだらけのデイブがいいんです!いい奴だなぁ、かなり泣けましたよ。

 全体からすると、かなり不死身の主人公であり、しかもそれほど強くない。真面目に作られていたらかなりの駄作になるところを小ネタで勝負されてしまった。トム・ジェーンなんて、顔は見たことあるなぁくらいにしか思ってなかったのですが、バンデラスのような俳優になるのでしょうかね。

kossy