翼をください

劇場公開日:

解説

寄宿舎を舞台に少女同士の愛を描く異色青春映画。監督は「愛の瞬間」のレア・プール。原作はスーザン・スワンの小説『The Wives of Bath』。撮影は「アート・オブ・ ウォー」のピエール・ギル。出演は「コヨーテ・アグリー」のパイパー・ペラーボ、これが日本初公開作となるジェシカ・パレ、「パップス」のミーシャ・バートン、「デッドゾーン」のジャッキー・バロウズ、「グリーンマイル」のグレアム・グリーンほか。

2001年製作/100分/カナダ
原題:Lost and Delirious
配給:アルバトロス・フィルム(ニューセレクト 提供)
劇場公開日:2002年4月27日

ストーリー

母親を亡くしたマウス(ミーシャ・バートン)は、父の再婚相手とうまくいかず、女子寄宿舎に入り新生活を迎える。同室になったのは、人気者のトリー(ジェシカ・パレ)と、アウトサイダー的なポーリー(パイパー・ペラーボ)。対照的だが仲のいい2人と、マウスは次第に打ち解けてゆく。そんなある朝、マウスが目を覚ますと、ポーリーとトリーが裸で同じベッドにいた。愛し合っている二人の関係を、マウスは自然に受け入れる。しかしある日、トリーの妹とその同級生がベッドのトリーとポーリーを目撃してしまい、激しく動揺したトリーは、両親に知られることを恐れてポーリーを避けるようになる。そしてレズビアンの烙印を払拭するかのように、兄の友人ジェイク(ルーク・カービー)と付き合いはじめる。絶望の底に落ちたポーリーは、ジェイクに決闘を申し入れ、ハヤブサとフェンシングの剣をたずさえてマウスと共に森へ向かう。ポーリーはジェイクの足に剣を突き立てると、激情にかられてその場を立ち去り、校舎の屋上から飛び降り自殺するのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

4.0感情の絶対値

2010年8月9日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

興奮

愛とは、とても深いもの。
その愛を奪われ・壊されたとき、人はどうなってしまうのか。
その愛を押し殺さねばならないとき、人はどうなってしまうのか。

愛と狂気を乱暴に・率直に描いた作品です。
女性の方が、気持ちがわかるかもしれませんが、
男性にも通じる想いの深さがあります。

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