そして愛に至る

劇場公開日:

解説

男女4人が織り成す会話を中心とした人間ドラマ。監督・脚本・主演は「私の愛するテーマ」のアンヌ・マリー・ミエヴィル。撮影は「プロヴァンス物語/マルセルのお城」のクリストフ・ボーカルヌ。共演は監督として有名な「映画史」のジャン=リュック・ゴダール、「アメリ」のクロード・ペロン、「レンブラントへの贈り物」のジャック・スピセールほか。

2000年製作/74分/スイス・フランス合作
原題:Apres la reconciliation
配給:プレノンアッシュ
劇場公開日:2002年4月27日

ストーリー

パリに戻ってきた女(アンヌ・マリー・ミエヴィル)と友達のカトス(クロード・ペロン)に、女の夫ロベール(ジャン・リュック・ゴダール)が加わり、3人は言葉、欲望、人生などをめぐって議論を交わす。ミエヴィルが買い物に出掛けた隙にカトスはロベールを誘惑しようと試みるが、失敗に終わる。やがて女は、アルチュール(ジャック・スピセール)という航海士を連れて帰宅する。4人はとりとめのない会話を繰り広げるが、1本の網目がほどけるように互いを非難しはじめ、アルチュールは怒って出ていってしまう。カトスも立ち去った後、女はロベールにアルチュールとの束の間のロマンスを告白し、2人は互いの過去を回想する。そして泣き出してしまったロベールを、女は優しく抱擁する。劇場で再び4人が遭遇。カトスとアルチュールはカップルで来ていた。またしても彼ら4人の会話が始まる。愛について、情熱について、無意識の優しさについて。

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