劇場公開日 2001年10月20日

「ワイスピのすべてはここから!」ワイルド・スピード おじゃるさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ワイスピのすべてはここから!

2021年8月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

昨日、最新作のジェットブレイクを鑑賞し、やはり未鑑賞の過去作が気になってしまいました。というわけで、Amazonプライムで検索してさっそく鑑賞。

主演のポール・ウォーカー、お久しぶりです!共演のビン・ディーゼル、わ、若い!や、やせている!声もなんか違う!ミシェル・ロドリゲス演じるレティも、ジョーダナ・ブリュースター演じるミアも、1作目から登場してたんですね!もう20年も前の作品なので、当然といえば当然なのですが、みなさん若くて、初々しささえ感じます。

ストーリーは、ゼロヨンに人生を捧げて車をひたすらチューンするドミニクのもとへ、輸送トラックを襲う連続強盗事件を追う警官のブライアンが潜入捜査のために近づいていき、事件の真相に近づく中で二人はしだいに友情を感じていくというもの。展開に荒さを感じる部分はあるものの、全編通してゼロヨンやカーチェイスなどをうまく織り交ぜ、テンポよく進んでいくので、印象は悪くないです。

そのゼロヨンやカーチェイスも、ドライバーの緊迫感と車の挙動を躍動感のあるカメラワークで魅せてくれるので、なかなかの迫力を感じます。特に、大型トラックの下をすり抜けるシーンや、列車の前を間一髪ですり抜けるシーンは、見ていてハラハラし、どうやって撮影したのか気になります。ちなみに、使われる車に日本車が多いのも、何気にうれしかったりします。

それにしても、もともとドミニクたちはこんなことを生業としていたのか、ブライアンとはこんな出会いをしていたのか、と今さらながら驚きました。テイストが違いすぎて、ジェットブレイクと同じシリーズの作品とは思えませんでした。その一方で、ドミニクの父の事故死と、それにまつわる傷害事件は、ここですでに語られており、これをジェットブレイクにつなげていったのかと、一人で感心してしまいました。今さらながらでも観ておいてよかったですが、これはやっぱり劇場でみたかったー!

おじゃる