劇場公開日 2024年4月5日

フォロウィングのレビュー・感想・評価

全70件中、41~60件目を表示

5.0かなりの知識を要する映画か…。

2024年4月11日
PCから投稿

今年139本目(合計1,231本目/今月(2024年4月度)13本目)。
(前の作品 「サンパギータ」→この作品「フォロウィング」→次の作品「秒速5センチメートル」)

 あの有名監督さんの初期のころの作品で、モノクロです。ただ、モノクロであることは理解の妨げになりません。

 なぜか1週間限定で復活上映されていたのですが、この監督さんの作品は他の作品でも理解難易度も高いものが多く、しかもこの作品は70分ほどです。このため、一度見ただけでは理解は4割あるかどうか…というところがあり、何度か見るのが前提にされている(70分ほどで終わるということからも)ものの、いかんせん1週間で終わるし、VODシステム等でも見ることができないので、多々理解が難しい(もちろん、パンフレットなんていう生易しいものはない)のではないのかな…といったところです。

 分野としても理系文系色々な分野に飛んでいるものの、時間の関係でどれも完全に拾いきれておらず、何を言いたいのだろう?という結構マニアックな話題をするかと思えばぶちっと切られたり、おそらく「初期の時代はこうだっだのだろう」という一つの見方でしか見られないのでは…と思いまうす(知的好奇心はくすぐられますが、すべて理解しきるのは無理?)。

 とはいえ、有名監督さんの過去の作品が復刻上映されることそれ自体に意味があるものと思いますので、減点なしフルスコアにしています。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
yukispica

4.0デビュー作から凄い

2024年4月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ノーラン監督のデビュー作との事で鑑賞。
70分モノクロの低予算映画ですが、この時からノーランらしさ全開でした。
時系列いじってますが、メメントほど分かりにくくはないです。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
やまぼうし

4.0クリストファー・ノーラン監督の原型を観る

2024年4月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

アカデミー賞作品賞はじめ7部門で受賞した「オッペンハイマー」で俄然注目の人になったクリストファー・ノーラン監督の長編処女作という本作を観て来ました。「TENET テネット」が2時間半、「オッペンハイマー」が3時間という超長編が当たり前のノーラン監督作品ですが、本作は70分なので、同じ”長編”とは言え最近の傾向とは異なりました。まだ売れるか分からない長編デビュー作なので、流石に2時間を超える作品を創れるだけの予算は集まらなかったのでしょう。また上映時間以外にも「オッペンハイマー」とは大きく異なることがあり、主要登場人物が3人に絞られたので、その点では分かりやすいと言えば分かりやすかったです。
とはいえ、時系列が行ったり来たりして観客の頭を混乱させるというノーラン監督らしい作風は、本作でも遺憾なく発揮されており、三つ子の魂百までを地で行ってるなと感心させられました。

内容的には、”尾行”が趣味の作家志望の男が、尾行に気付いた泥棒に嵌められてしまうというアッと驚く仕掛けがなされたお話でした。そもそも”尾行”が趣味って発想が面白かったですが、そんなヘンテコな趣味のために人生を棒に振ることになりそうな主人公の姿は、悲劇と言うより喜劇の域にあり、中々面白く、そしてどんなところに落とし穴があるか分からないという寓喩になっていたような気もした作品でした。

そんな訳で、本作の評価は★4とします。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
鶏

2.5時間軸操作が、必要な気もするし、必要じゃない気もするし…。いわゆる...

2024年4月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

時間軸操作が、必要な気もするし、必要じゃない気もするし…。いわゆる典型的な才能の片鱗というやつなのですかね。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
kazuyuki chatani

4.0デビュー作からノーラン流

2024年4月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

ノーラン監督のデビュー作から時間操作、構成の複雑さ、音楽ともに監督らしい。
監督のデビュー作から観客に考えさせる(ここでは物語全般)ことを
テーマにしているのだから。なおさらだ。
ストーリーも斬新。観て良かった。
撮影もモノクロでドキュメンタリー風ノワールも唸らされた。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ナベウーロンティー

3.0設定がかなり強引

2024年4月7日
iPhoneアプリから投稿

「この設定はかなり強引じゃないの?」というのが、正直な感想かな。

ある程度のご都合主義は映画では許されるとは思うものの、あまりにも上手くいき過ぎているので、ラストの伏線回収の爽快さとは裏腹に、もやもやが残ってしまった。

ノーランくんのデビュー作だし、この後の「メメント」では度肝を抜れたし、ここ最近の練りに練られた頭の良さが爆裂している映画を連発している作品群の原点という意味では、感慨深いものはあるけど、、、

ちょっと、期待し過ぎてしまったかな?

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ただの映画好き

5.0この映画に仕掛けられたトリックは100%見破れない?

2024年4月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

残念ながら、突っ込めない!?

16ピース程度の羽目絵🧩をバラして組み立てられた単純なストーリーなんだけど、

そのトリックは何か?

思い当たるのは、○○○だなぁ

あれは最初から二つのヒントがあった。

簡潔なラストだが一言多かったようだ。

( ̄▽ ̄)

フォロウィング
劇場公開日:2024年4月5日 70分

クリストファー・ノーラン監督が1998年に発表した長編デビュー作。
他人の尾行を繰り返す男が思わぬ事件に巻き込まれていく姿を、時間軸を交錯させた複雑な構成で描き出す。

作家志望のビルは創作のヒントを得るため、街で目に止まった人々を尾行する日々を送っていた。

そんなある日、ビルは尾行していることをターゲットの男に気づかれてしまう。
その男コッブもまた、他人のアパートに不法侵入して私生活を覗き見る行為を繰り返しており、ビルはそんなコッブに次第に感化されていく。
数日後、コッブとともにアパートに侵入したビルは、そこで見た写真の女性に興味を抱き、その女性の尾行を始めるが……。

1999年・第28回ロッテルダム映画祭で最高賞にあたるタイガーアワードを受賞するなど高く評価され、
鬼才ノーランの名を一躍世界に知らしめた。
2024年4月、デジタルリマスター版にてリバイバル公開。

この映画に仕掛けられたトリックは100%見破れない

フォロウィング
劇場公開日:2024年4月5日 70分

コメントする (0件)
共感した! 1件)
カール@山口三

5.0これからもずっとフォローさせてください

2024年4月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

俺、完璧に分かったぜ!

とは、悔しいけれど、相変わらず言えません🤣
でも面白いのだから、やっぱりノーラン監督は凄い!

どういうストーリーが浮かんで、場面と人物をどう分散させて、どう繋がりを持たせるか。何よりも観客をどう騙してどう納得させるのか(理解できようができなかろうが、楽しめたという意味での納得感という意味です)。

昔からそんなことばかり考えていたのですね。

映画の世界で才能を発揮してくれてありがとう!!

コメントする (0件)
共感した! 11件)
グレシャムの法則

4.5さすが衝撃のデビュー作

2024年4月7日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 2件)
共感した! 9件)
稲浦悠馬 いなうらゆうま

3.5クリストファーノーランの長編デビュー作

2024年4月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

さて有名監督長編デビュー作は要チェックです。
脚本も監督も撮影もノーランやってますね。
欧米だと撮影勉強してから監督勉強する流れなんで出来て当たり前らしいです。現場でレンズのチョイスをDPに質問されること多く、知識ないとやばいです。
舐められちゃいます。

フィルムノワール意識したのかザラッとした白黒で話も中々面白いです。編集に少し癖があり「テネット」「インセプション」「オッペンハイマー」思い出しました。
やっぱり初長編でここまで出来ればやはり凄いなと思います。
複雑な内容を捌き、整理する能力は、監督には重要スキルだと思う。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
masayasama

4.5好奇心は猫をも殺す

2024年4月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

 処女作からお見事。バラバラになった時間軸を頭の中でなんとか再構築し、だんだんと真相が見えてくる。そして、クッキリと見えたところで終幕。

 ボコボコにされて、口にねじ込まれた手袋を吐き出す。そんな冒頭のシーンが、キレイにつながる。そこは、スッキリしたんだけど、殺された老婆って出てきた?

 好奇心は猫をも殺す。それを地でいくお話でございます。

コメントする 1件)
共感した! 8件)
bion

5.0さすがノーラン

2024年4月5日
スマートフォンから投稿

興奮

知的

テンポよく、物語にグイグイ引き込まれる。先が読めない。
デビュー作だが、本作の映像テクニックがその後の大作すべてにいかされているそうだ。
ひねりの効いたサスペンスだが、時系列をシャッフルすることでさらに面白くなっている。
いやー良いものをみた!

コメントする (0件)
共感した! 2件)
robertdeniro3434

3.5クリストファー・ノーランが『メメント』(2000)の前の1998年...

2024年4月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

クリストファー・ノーランが『メメント』(2000)の前の1998年に発表した長編デビュー作でこの頃から時間軸を交錯させた複雑な構成で描くイギリスのモノクロ映画。
人は「奪われると、その価値を知る」そんな変な事を想像して違法な行動をとる男達。
ロッテルダム映画祭で最高賞を受賞するなど高く評価され、鬼才ノーランの名を一躍世界に知らしめたらしい。2024年4月にデジタルリマスター版にて映画館でリバイバル公開されるが私はDVDにて。
レンタルDVDには日本語吹き替えも有り。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ナイン・わんわん

3.5パズルのピースのように散らばった時間と、それが揃ったときの面白さ。

2024年3月10日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 11件)
すっかん

4.0時系列再整理版も同時収録のDVDで鑑賞。 監督・脚本はクリストファ...

2024年3月6日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 5件)
りゃんひさ

1.0ノーラン監督渾身のデビュー作

2022年6月19日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 3件)
odeonza

3.5デビュー作から時系列がシャッフル

2021年12月8日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

クリストファー・ノーラン監督のデビュー作品(1998年の白黒英国映画)。時間シャッフルが斬新で印象的も、初見では物語が良く分からず。見ている側としてはあまり面白くなく習作的作品と理解。

とは言え、斬新性が評価させたのか、英国インディペンデント映画賞受賞しており、将来性が既に予見されていた?!

コメントする (0件)
共感した! 6件)
Kazu Ann

4.0ノーランはデビュー作からノーランだった

2021年6月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ノーラン節とは何かとは説明しづらい
しかし本作は明らかなノーラン節
それもかなり濃厚に

何故に白黒作品なのか?
もちろん予算の制約だろう
しかし本当は過去の映画のレジェンド作品と同じ土俵で評価してくれとの挑戦的な姿勢なのだと思う
強烈な自負心だ
そしてそれはノーラン監督の勝利だ
ヒッチコックにも負けない力を示して見せたのだ
たまげた
脱帽だ
間違いなく彼は現代の映画の作り手の最前列にいる

コメントする (0件)
共感した! 7件)
あき240

3.5徹底して人間の本性を暴きだす

2020年9月18日
iPhoneアプリから投稿

1940年代のfilm noirのような虚無的な作品。
孤独な男が見ず知らずの人を追いかけることからはじまる、破滅の扉。

ストーリーの連続性を破壊し、過去と現在を目まぐるしく行ったり来たりする構成は、その後のNolan監督の作風の原点を連想させる。

70分の短い作品だが、見応えは充分。
「仕事」遂行の緊張感、破滅の道へのリアリティ、作品のなかに仕掛けられた数々のトリック。

主要な登場人物はたった3人で、話もシンプルなようでいて実は示唆に富んだ深みのある作品になっている。

まさにNolan監督のgiant step。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
atsushi

4.0さすがのクリストファー・ノーラン

2020年4月20日
iPhoneアプリから投稿

最後に伏せんがぶわっと回収される感じに
感動しました…
ちょっと切ない感じもあります。
1回目も楽しいけれど、
2回目も見たくなる映画です。
クリストファー・ノーランって
本当に天才だと思っている…

コメントする (0件)
共感した! 9件)
yui