劇場公開日 1997年6月14日

「【”一日で良いから、パパが嘘を付かないように!”5歳の息子の魔法の呪文。嘘ばっかりついていると、幸せが逃げちゃうよ!】」ライアーライアー NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【”一日で良いから、パパが嘘を付かないように!”5歳の息子の魔法の呪文。嘘ばっかりついていると、幸せが逃げちゃうよ!】

2021年11月23日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

単純

幸せ

ー ジム・キャリーのような、軽佻浮薄だが、憎めない百面相のイケメン男の役が出来る人って、現在だと、誰なんだろう・・、と思いながら鑑賞。-

<Caution ! 内容に触れています。>

・弁護士のフレッチャー(ジム・キャリー)は、普段から流れるように嘘を付き、勝訴を次々に勝ち取る敏腕弁護士。
 だが、愛する息子マックスの5歳の誕生日を忘れてしまい・・。
 マックスが涙を浮かべながら、口にした言葉。
 ”一日で良いから、パパが嘘を付かないように!”

・それが、呪文のようにフレッチャーに掛かり、彼は24H、嘘が付けなくなってしまう・・。

ー 2021年に今作を観ると、ライト・コメディながら良く出来ている作品だなあ、と思う。
 それは、ひとえにシンプルな脚本の良さと、ジム・キャリーのコメディアンとしての資質であろう。
 イケメンなのに、百面相が得意で、身体を張ったハチャメチャ演技。
 けれど、それが嫌みになっていない。
 今作では、アメリカ映画では珍しいNGシーンがエンドロールで流れるが、ジム・キャリー自身の面白さが、撮影現場を活気ださせている事が伝わって来る。
 ホント、こういう役者サンって、今だと誰なんだろう・・。
 それより、今作の様なライトコメディ自体の需要が無くなっているのかな・・。
 少し、寂しい気がしますね。-

NOBU