劇場公開日 1986年10月10日

「カルト向け」未来世紀ブラジル 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0カルト向け

2023年9月9日
PCから投稿

中学のころ、わかってないくせにTVで放映中のモンティパイソンを「イケてる」と言って通ぶるのが流行ったことを思い出した作品です。

カルトな人だけが見るカルト映画なのでレビューの評価は高めですが、一般受けはしません。2001や時計じかけと同類。

管理社会の風刺、ってところだけはわかりますが、延々と繰り返されるワケわからないシーンの意味は全く不明。最後はどんでん返しらしいですが、そもそも初めから最後まで話が破綻しているので、何が「返された」のかもわかりません。

自分なりに解釈するのが好きな人向けです。

とは言いつつも、2001的な押しつけがましい哲学臭がなく、却ってドタバタギャグ的な演出をオバカ映画と捉えれば、独特な映像感覚も好ましいので「意外の4点」です。

越後屋