劇場公開日 2019年9月6日

「私が愛する男・・・それが救世主」マトリックス 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0私が愛する男・・・それが救世主

2022年7月12日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

去年12月17日。マトリックスの新作「マトリックス レザレクションズ」が、
ほぼ20年振りに公開された。
アクション映画の歴史を変えた本作の一本目を改めて鑑賞しました。

マトリックスとは?
エネルギー源として人間を栽培している機械
VS
その機械に支配された人間を解放しようとする者たちとの、戦いのストーリーです。

20世紀後半のニューヨーク。
この世界は仮想現実で、人類はコンピュータに支配されている。
それを解放するために戦う人々のグループ。
モーティアス(ローレンス・フィッシュバーン=リーダー)
トリニティ(キャリー・アン・モス=将軍)
そして救世主を探す彼らはプログラマーで天才ハッカーのトーマス(キアヌ・リーブス)を、
救世主ネオではないかと、目星をつけます。
モーディアスから選択を迫られ、人間として現実の世界に生きることを選ぶ。
ネオはさまざまな戦闘訓練を受けて、逞しく成長。
後半のアクションシーン。
マトリックスのエージェント(ブラックスーツにサングラスの3人の男)は、
ほぼ死なない設定です。
エージェントに捕らえられたモーティィアスを助けるためネオは、
訓練の成果を見せつけて、エージェントと戦う。
そのアクションシーンが、マトリックスの見せ場。
キアヌは踊るように舞うように空中浮遊アクション。
それを可能にするワイヤーや、ストップモーション技術を駆使するVFX技術。
今では当たり前になったVFXシーンが、斬新に映る。
後半は怒涛の展開で、凄い盛り上がり。
キアヌのスレンダーで機敏な動き。クールな美しさ。
マトリックスはまだ序章。
ラストシーン、マトリックスに宣戦布告して空に消えていくネオ!!
次作品が「マトリックス リローデッド」
そして続く「マトリックス レボリューションズ」
流れるテーマは「愛」

琥珀糖