劇場公開日 1994年10月8日

「B級エンターテイメントの極致」パルプ・フィクション keitaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5B級エンターテイメントの極致

2012年5月2日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

興奮

これぞB級エンターテイメントの極致であり、タランティーノが多くの映画を見て培ってきたものの集大成である。
散々使い古されてきたくだらない話(=パルプ・フィクション)を衝撃的なほど新鮮にスクリーンに映し出す。これこそが作品の素晴らしさであり、タランティーノの上手さだ。
また、エピソード一つ一つのディテールにもこだわった丁寧な描写にも感心する。

劇中の「fuck」の使用回数は250回以上…。
クエンティン・タランティーノは現在、最もアメリカン・カルチャーのリアルを映し出し、時代に敏感で、そして、時系列さえも操ることの出来る映画監督である。

keita