薔薇の名前

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劇場公開日:

薔薇の名前

解説

「愛人 ラマン」「セブン・イヤーズ・イン・チベット」のジャン=ジャック・アノー監督が、ウンベルト・エーコの同名小説を実写映画化したゴシックミステリー。宗教裁判が激化する14世紀のヨーロッパ。イギリスの修道士ウィリアムと見習い修道士アドソは、重要な会議に参加するため、北イタリアの修道院にやって来る。到着早々、彼らは修道院で若い修道士が不審な死を遂げたことを知る。院長によると、死んだ修道士は文書館で挿絵師として働いていたという。事件の調査を依頼されたウィリアムたちは真相を求めて奔走するが、さらなる殺人事件が起こり……。修道士ウィリアムをショーン・コネリー、見習い修道士アドソをクリスチャン・スレイターが演じた。

1986年製作/132分/フランス・イタリア・西ドイツ合作
原題:The Name of the Rose
配給:東北新社
劇場公開日:2023年4月7日

その他の公開日:1987年12月11日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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(C)1986 Neue Constantin Film Produktion GmbH

映画レビュー

4.5真理がわれらを自由にする。

2023年11月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

今は亡きコネリー様を偲ぶ。
原作既読。原作は、重層的に織り込まれた意味のおそらく10分の1も理解できていないと思うのに、表の皮一枚でしかない探偵小説の部分だけでもメチャメチャ面白い、という稀代の名著であった。
映画版はそこに迫ることはできないのだけれど、それでも滋味あふれる賢者の佇まいのコネリー様、そしてまだ10代半ばピチピ…溌剌とした生命力あふれるスレイターのコンビは、陰鬱とした修道院の闇を照らす一筋の灯火のように謎に迫っっていく。
知識は力であり特権であり、権力の象徴でもあった時代を窺い知ることで、ようやくここまできたんだという事を噛み締めつつ、逆戻りすることだけは避けたい、と強く思った。

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なお

4.0知ることの大切さ

2023年8月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

知的

難しい

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あっさり醤油ラーメンが好き

4.0宗教の解釈に縛られすぎるのは如何なものか?だから宗教なのか・・・

2023年6月16日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

興奮

難しい

見事な中世世界観、その中にショーン・コネリーをはじめとした俳優たちが溶け込んでいて、はらはら・ドキドキがすごい。
「信仰と狂信の差は紙一重」という言葉が鮮明に残っていて現代社会にも言える言葉だ。
ショーン・コネリーの存在感はもちろんだが弟子も他の信者も存在感のある印象に残る演技だった。
ストーリーも宗教題材ではあるが自分なりには理解できた。

少女が火あぶりの計から免れるところまでは自分の思うようなストーリーだったけれど最後の最後に再会を果したのに結果は残念なストーリーだった。(納得がいかない)
ショーン・コネリーは弟子アドソに一人の人を愛する尊さも教えるべきだった。
自分勝手な解釈で行くと「弟子アドソは少女をつれてどこかの村でひっそりと幸せに暮しました。チャン、チャン」である。
自分の描いたとおりに物語が進まなかったので1点減点してしまいました。自分の小ささに懺悔です。

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Elton Shin

2.5どこをどうおもしろがればいいのか

2023年5月14日
iPhoneアプリから投稿

どこが楽しい話なのか分からなかった
雑な作りだなと思ってしまった

師弟関係は好きだった

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JYARI
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