劇場公開日 1966年6月18日

「思い切り、東側に忖度した作品だと思う。」ドクトル・ジバゴ(1965) マサシさんの映画レビュー(感想・評価)

0.5思い切り、東側に忖度した作品だと思う。

2022年3月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ロシアの大地とロシアの歴史をバックに描かれる人間の我がままな性を描いた作品だと僕は思った。65年の作品だから、スターリン体制は淘汰されているが、全体主義にはかわりない。しかし、スターリンではないので、思い切り、東側に忖度した作品だと思う。

原作を読んでいないので、なんとも言えないが、ノーベル賞を取れる様な作品だとどうしても思えないが。

1962年がキューバ危機だから、当時はソ連を良く言う人達もいたように記憶する。かくいう、僕もその一人。スターリンは悪いが、フルシチョフや毛沢東は偉人と思っていた。

ちなみに、プーチン大統領を、今は亡き我が父は『プーチンってラスプーチンの子孫だろ』と言っていたのを思い出した。当たらずとも遠からず。

マサシ