劇場公開日 1988年2月27日

「重い内容ですが見応えがあって良かったです。是非観て欲しいです。」遠い夜明け snowwhiteさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0重い内容ですが見応えがあって良かったです。是非観て欲しいです。

2024年4月27日
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南アフリカ共和国のアパルトヘイト政策に立ち向かった黒人運動家のスティーブ・ビコ。ビコを取材する内に魅了され共鳴していった新聞社の白人編集者ドナルド・ウッズの自由への闘いの壮絶な物語。 体制側の警察や政府に目をつけられた2人は弾圧を受けることになるのだがその凄まじい内容に驚きました。 映画の原作はビコの死後、アパルトヘイトの実態を国外に知らせなくてはとの思いで命がけで国外に脱出したウッズにより出版された本である。 原作はヨーロッパにアパルトヘイトの実態を知らしめヨーロッパにおける反対運動のきっかけになった。 出版から9年後に映画が制作されるがまだアパルトヘイト政策は続いていた。ウッズ夫妻は映画の監修にも参加した。 アパルトヘイトが撤廃されるのにはさらに7年の年月を要した。その間にも多くの人が犠牲となった。 重いですがとても見応えのある内容でした。非常に緊迫感があり恐かったです。是非エンドロールの最後まで観て下さい。

snowwhite