劇場公開日 1996年8月3日

「ショーン・ペン!」デッドマン・ウォーキング 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ショーン・ペン!

2018年9月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

何度見てもショーン・ペンが素晴らしい!
死が刻一刻と迫る死刑囚を見事に演じきってると素人ながらに思う。

親になって久しぶりに観たけど、
マシューは憎い。
それは親になる前よりもリアルな感情で憎かった。

マシューと言う人間自体は
愚かで幼くてどうしようもない馬鹿に
代わりはないけど、
それでも被害者遺族が言うような動物ではなく、
彼も人間であると言う事に複雑な気持ちになった。

やはり自分被害者遺族になると、
死刑にしてほしいとは思うと思う。
だけど、コイツはクズだからと切り捨てるだけではなく1人の人間の死を受け止めないといけないのではないのだろうか?と考えさせられた。

死刑執行前の家族の集まりは、
あんなの見せるのはずっこいわ。と思いました。
とても良いシーンでした。

奥嶋ひろまさ