空かける強盗団

劇場公開日:

解説

銀行の大金庫をめぐって、4組の大泥棒たちが展開する大混戦。製作はマルコム・スチュアート・ボイラン、監督は「太ももに蝶」のハイ・アヴァーバック。フランク・オルークの原作をウィリアム・ピーター・ブラッティが脚色。撮影はフレッド・コーネカンプ、音楽は「努力しないで出世する方法」のネルソン・リドル、編集はジーン・ミルフォードがそれぞれ担当。出演は「キャサリン大帝」のゼロ・モステル、「女の香り」のキム・ノヴァク、「特攻大作戦」のクリント・ウォーカー、「コマンド戦略」のクロード・エイキンズ、「キャサリン大帝」のエイキム・タミロフ、「砲艦サンパブロ」のマコ。その他、ラリー・ストーチ、ジョン・アンダーソン、サム・ジャッフェなど。テクニカラー、パナビジョン。1969年作品。

1969年製作/アメリカ
原題:The Great Bank Robbery
配給:ワーナー
劇場公開日:1970年3月14日

ストーリー

悪玉のキンケード(ジョン・アンダーソン)が市長をしている町の銀行を狙って、パイアス神父(ゼロ・モステル)、ライダ(キム・ノヴァク)、それにディスマス、ジョーダン神父の一行がやって来た。途中、キンケード一派のスレード(クロード・エイキンズ)を首領とする無法者たちに襲われたものの、彼らの計画はかわらなかった。また、同じように銀行を狙う一味に、野盗のペドロ(エイキム・タミロフ)らがいた。おなじ頃、以前からキンケードの悪事を感ずいていた、テキサス・レンジャー隊長のベン・クイック(クリント・ウォーカー)も、部下のフォン(マコ)たち中国人をつれてこの町に潜入していた。彼の目的は、銀行に隠されている、キンケードの悪事をあばく証拠の帳簿であった。ある、日このベンをホールで見たライダは、彼に一目惚れをしてしまった。パイアスはこれを利用し、ライダにベンを誘惑させ、彼の正体をつきとめようとした。そんな時、スレードは部下のジェブ(E・クック)を射殺し、ペドロも挙動不振で逮捕されてしまった。そして、いよいよ計画実行の日。ライダを使ってベンを眠らせたパイアスたちは、ベンの部下の中国人を捕えて、有金残らず掠奪してしまった。それから仲間のグレゴリーが持ってきた気球で逃ようとしたところへ、脱獄したスレート、ペドロ、その息子ファン(ラリー・ストーチ)、そして眠りからさめたベンがかけつけ、大混乱となってしまった。やがて、悪人たちはことごとく逮捕され、その争奪戦の中でベンの銃がスレードを倒した。しかし、ライダ1人をベンの手元に残したまま、パイアス一味を乗せた気球は、ゆうゆうと大空の彼方へ消えていくのだった。(ワーナー配給*1時間37分)

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