「ウェルカム・トゥ・ジャパン!」007は二度死ぬ しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
ウェルカム・トゥ・ジャパン!
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ジェームズ・ボンド・シリーズ第5作。
Amazon Prime Videoで鑑賞(吹替)。
原作は未読です。
日本が舞台と云うことで前から気になっていた本作。観てみると、シリーズの中でかなり好きな部類に入る作品でした。日本で本格的なロケをしているから、ハリウッド映画でありがちないい加減な日本描写が殆ど無かったのが好印象です。
日本の諜報機関に忍者部隊が存在していたりと、外国人が抱く日本に対するイメージを反映した描写はその偏り具合にむしろ面白さを感じ、心底から楽しむことが出来ました。
アクション・シーンも豊富で、ショーン・コネリー版シリーズはアクションがあまり無い印象だったのが覆りました。クライマックスの戦闘は銃撃戦やソード・アクション、爆破に次ぐ爆破と云った迫力満点のシーンが連続し、手に汗握りました。
本作に興味があったのにはもうひとつ理由が。こちらの方が大きい。それは、浜美枝と若林映子が出演していること。起用のきっかけが特撮ファンとして見逃せないものだからです。
「キングコング対ゴジラ」が海外で公開された際、同作に出演していた浜と若林の美貌が007シリーズのスタッフの目に止まり、ボンドガールの起用へと繋がったそうな。
初めて「キンゴジ」を観た時、子供ながらふたりの美しさにやられてしまった私としては、その美貌が世界レベルであることの証明である本作を観て、とても誇らしく感じました。
※修正(2023/09/21)
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