スター・ファイター

劇場公開日:

解説

ビデオ・ゲームの名人が宇宙戦士として侵略者と闘うというSF映画。製作はゲイリー・アデルソン、エドワード・O・デノールト。監督はニック・キャッスル。脚本はジョナサン・ビチュエル、撮影はキング・バゴット、音楽はクレイグ・サファン、プロダクション・デザインはロン・コブの担当。主題歌Just One Star Beyondをメリサ・マンチェスターが歌っている。出演はランス・ゲスト、ダン・オハーリーなど。パナビジョンで撮影。ドルビー・ステレオ。日本版字幕は大野隆一。テクニカラー、シネスコサイズ。1984年作品。

1984年製作/アメリカ
原題:The Last Starfighter
配給:東宝東和
劇場公開日:1985年4月20日

ストーリー

カリフォルニアのトレーラー・キャンプに住むアレックス青年(ランス・ゲスト)は、キャンプの雑用係として働いている。ガール・フレンドのマギー(キャサリン・メアリー・スチュアート)とのデートがおじゃんになった日、唯一の楽しみであるビデオ・ゲームスター・ファイターに挑戦し最高点をあげた。その夜、セントーリ(ロバート・プレストン)が現われ、彼を最新モデルの自動車に乗せる。セントーリは宇宙人で「今、宇宙ではズアー(ノーマン・スノー)という男が権力を握ろうとしており、我々は彼の軍団に対抗して宇宙戦闘機隊を結成、さまざまな惑星から宇宙戦士を集めている。戦闘の仕方はビデオ・ゲームと一緒だ。君も宇宙戦士になってくれ」という。宇宙戦士スカウトのセントーリに連れられてアレックスはとある惑星へ連れていかれた。しかし、アレックスは断わり地球に戻る。彼のいない間は、彼そっくりのロボット(ランス・ゲスト)が身代りをつとめているのだが、その身代りがズアーの手先に破壊された。かくして、アレックスは宇宙戦士になることを決意した。すでにそのころには、ズアー軍団によって宇宙戦闘機は全滅しており、最後の宇宙戦士となったアレックスは、イグアナのような顔をしたエイリアン・パイロットのグリッグ(ダン・オハーリー)とともにズアー軍団にゲリラ戦を挑んで勝利を獲得する。再び地球にもどったアレックスは家族と再会、マギーに一緒に来てくれと頼む。マギーは最初ためらったが、考え直して宇宙船に乗り込み地球を去っていった。(東宝東和配給*1時間40分)

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映画レビュー

3.0ビデオゲーム

2022年2月15日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ビデオゲームで最高点を出したら、ある惑星からスターファイターとしてスカウトされる。
突然居なくなるとまずいので、そっくりのアンドロイドが代わりを果たす。
かくして二箇所でドラマが進行する。
映像は時代を表しているが、アイデアは面白いと思う。

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いやよセブン

4.0夢やロマンを感じさせてくれた真正SF

2015年4月29日
Androidアプリから投稿

楽しい

単純

興奮

作品の質とかストーリーとか関係なく、この設定、この展開、それだけで夢やロマンをかき立ててくれた作品でした。
1984年のSF映画を2022年の今、あらためて見ると、さすがに絵的な物足りなさや内容の薄さを感じてしまいますが、初期のコンピューターグラフィックスやビデオゲームを最大限に活用しようという意志や当時多くのキッズが抱いた大いなる空想をわかりやすく現実に映像として提示してくれた壮快さなどが作品の中ににじみ出ていて、時代遅れになってしまったその映像や内容も半ば味わいとして感じることができれば、いつまでも楽しむことができる映画かなと思っています。細かい突っ込みどころも満載なので─

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SH
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