地獄の謝肉祭

劇場公開日:

地獄の謝肉祭

解説

カリフォルニアを舞台に、ベトナム帰りのゾンビ兵が巻き起こす恐怖を残虐描写満載で描いたイタリア製スプラッターホラー。

ベトナム帰還兵のノーマンは、戦場で部下だったチャーリーとトミーが飢えをしのぐため人肉を貪り食った異様な光景を忘れられずにいた。ある日、戦争後遺症で入院中のチャーリーが外出を許可されるが、映画館でカップルに襲いかかり、街を逃亡しながら惨劇を引き起こしていく。チャーリーは再び病院へ送られるが、今度はトミーが暴れ出して看護師に噛みついてしまう。かつて噛まれたノーマンもその看護師もチャーリーたちに連帯感を抱くようになり、彼らと結託して死闘を繰り広げる。

主人公ノーマン役に「燃えよドラゴン」のジョン・サクソン。「顔のない殺人鬼」のアンソニー・M・ドーソンが監督を務めた。「ホラー秘宝まつり 2023」(23年8月18日~、東京・キネカ大森、アップリンク吉祥寺ほか)にて4Kリマスター版で上映。

1980年製作/97分/イタリア
原題:Apocalypse domani
配給:キングレコード
劇場公開日:2023年8月18日

その他の公開日:1981年1月10日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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(C)1981 STUDIOCANAL IMAGE/FIDA INVESTMENT

映画レビュー

2.5走らない28日後…

2023年8月28日
iPhoneアプリから投稿

ベトナム戦争中、人喰い衝動が湧き上がる感染症にかかった兵士が、帰還後に巻き起こす騒動。

序盤の戦争シーンは迫力がまるで足りず、中盤からの人喰いシーンも食うというよりは噛みつく程度。
チラシでは「地獄の黙示録」と「ゾンビ」をミックスさせたような一本、と書かれていましたが、どっちの要素も弱々な、非常にどっちつかずな仕上がりで。

ただ、ゾンビと違い感染者の見た目が完全に真人間なので、知らないうちに感染が広がって…という展開はまぁまぁよく出来てました。
また、イタリア映画らしく、ゴア描写は気合い入ってます。

と、見どころが全くないわけではないのですが、全体的なテンポの悪さも考慮し、スコアはこれくらいで。

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克晴
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