孤独の絆

劇場公開日:

解説

6年ぶりに出所してきた知的障害を持つ弟と彼を迎える兄の秘密と確執を描いた一編。監督・脚本は新鋭バディ・ジョヴィナッツォ。撮影はクラウディア・ラシュケ。音楽はリック・ジョヴィナッツォ。出演は「リトル・オデッサ」のティム・ロス、「スネーク・アイズ」のジェームズ・ルッソ、「クラッシュ」のデボラ・カーラ・アンガーほか。

1996年製作/101分/アメリカ
原題:No Way Home
配給:K2エンタテインメント
劇場公開日:1998年6月6日

ストーリー

ニューヨーク、スタテン島。ジョーイ(ティム・ロス)は6年間の刑期を終えて出所。実家に帰ってきた彼を、兄トミー(ジェームズ・ルッソ)と彼の妻ロレイン(デボラ・カーラ・アンガー)が迎える。定職につくまで地下室に住むことになったジョーイ。少年時代にトミーと遊んでいて怪我をして以来、軽い知的障害を負った彼は兄の代わりに刑務所入りしたのだった。トミーはジョーイに愛憎半ばの感情を抱いていた。トミーはロレインに黙って麻薬組織から借金し、ヘロイン売買に手を出していた。そして麻薬組織の手の者と勘違いして、ジョーイに会いにきた保護監察官を殺してしまった。かくして兄弟に長年の確執を断つ決断が迫られるのだった。

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