カプチーノ街から来た人

劇場公開日:

解説

ソヴィエトの女性監督アーラ・スーリコワがアメリカの西部開拓時代を背景に作り上げたミュージカル・コメディ。

1987年製作/ソ連
原題:The Man from the Capuchines Boulevard Человек С Ъульва ра Калуцинов
配給:シネセゾン
劇場公開日:1991年12月28日

ストーリー

西部にやって来た青年ジョニー(アンドレイ・ミローノフ)はパリのリュミエール兄弟の作ったシネマトグラフを西部の男たちに見せようとはりきっていた。彼は、強盗の“ブラックジャック”(ミハイル・ボヤルスキー)一味に襲われるが、なんとかサンタ・カロリーナに到着。ジョニーはハリー・マッキュー(オレーグ・タバコフ)の経営するバーで映画を上映しようとする。バーではいつもの乱闘騒ぎの最中。試しに映画を上映すると大人気で、ハリーは大喜び、ジョニーはバーの美しい踊り子ディアナ(アレクサンドラ・アースミャエ)に夢中になる。ある時、突然、インディアンが来襲するが、その狙いは映画見物だった。やがて皆が映画に熱中し、酒が売れないので、ハリーは腹を立て、ディアナをとられた神父と組んでジョニーの妨害に乗り出すが、ディアナの心はジョニーを離れず、ジョニーはジョニーでディアナと映画への愛を貫き通す。

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