エイリアン・ネイション

劇場公開日:

解説

近未来のロスを舞台に人間と異星人の刑事コンビの活躍を描く。製作はゲイル・アン・ハードとリチャード・コブリッツ、監督は「オーメン 最後の闘争」のグレアム・ベイカー、脚本はロックニー・S・オバノン、撮影はアダム・グリーンバーグ、音楽はカート・ソベルが担当。出演はジェームズ・カーン、マンディ・パティンキンほか。

1988年製作/アメリカ
原題:Alien Nation
配給:20世紀フォックス
劇場公開日:1989年6月3日

ストーリー

1991年、カリフォルニア州モハド砂漠に不時着した宇宙船に乗っていた30万人のエイリアンが、“ニューカマー”としてアメリカ全土に移住してから3年の月日が流れたある夜、ロスのエイリアン移住地区で起きた強盗殺人事件で相棒を殺されたロス警察のサイクス(ジェームズ・カーン)は、ニューカマーの刑事サム・フランシスコ(マンディ・パティンキン)とコンビを組み、事件を捜査することになった。その頃、この強盗事件と同一犯人と思われる殺人事件がたて続けに2件起きていた。サイクスはエイリアンに偏見を抱いていたが、やがて捜査を進めてゆくうちにフランシスに対して友情を抱くようになっていた。ある日、海岸にニューカマーの死体が打ちあげられた。この新種族が海水に溶けることを知っている者の犯行である。さらに検死の結果、被害者の体内からススジャブロッカと呼ばれる、エイリアンを奴隷状態におくために使用される麻薬が発見された。2人は移民局にゆき、コンピューターでこれまでの被害者の関連を探ってゆくうちに浮かびあがってきたのは、ニューカマーの財界の期待の星として脚光を浴びているウィリアム・ハーコート(テレンス・スタンプ)であった。そして彼が石油工場という名目の下に、ススジャブロッカの密造を行なっていた事実をつきとめた2人はハーコートを追いつめ、激しい銃撃戦とカー・チェイスの果てに、彼はサイクスの目の前で毒薬をあおるが、実はそれは大量のススジャブロッカで、これによってハーコートはエイリアンとして甦った。絶体絶命の窮地に立たされたサイクスは、フランシスコの機転でハーコートを撃ち殺し、こうして事件は解決した。

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映画レビュー

4.0サム・フランシスコ(笑)

2021年1月26日
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映画は生き甲斐

2.0SFバディムービーからホラー映画へ

2018年11月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 エイリアンの奴隷船が不時着したおかげで大量の移民を受け入れることになってしまったという設定。日頃から外国人移民の多さに嫌気をさしているアメリカ人が考えたものだろう。それに3ヵ月で英語を習得、10歳でも大学生になれるという適応力の速さ。名前のジョークが思しろい。

 頑強な体躯だが海水には弱い、奴隷として作られたエイリアンたち。許された唯一の快楽がシャブロスカという麻薬。人間には利かないし、薬物としても当然禁止されていない。法律ではどうすることもできないためか、エイリアン刑事のジョージは単独行動を取ったりする。

 終盤には敵の親分がゾンビみたいに生き返ったりする。SFバディムービーから一気にホラー映画へと変貌を遂げる瞬間。海に落とせばなんとなく勝ちなんだけど、相手もなかなか死なない。ヘリから救助に来たジョージが溶けてしまう海の中に手を挿しいれるところはウルウルとくる・・・がその程度。普通のアクション映画といった感じです。

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kossy
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