ウォーターボーイ

劇場公開日:

解説

いじめられっぱなしの青年がアメフト選手として大爆走するまでを描いた痛快コメディ。監督は「ウェディング・シンガー」のフランク・コラチ。脚本は「ウェディング・シンガー」のティム・ハーリヒとアダム・サンドラーが共同執筆。製作は「ウェディング・シンガー」のロバート・シモンズとジャック・ジャラプート。製作総指揮は主演も果たした「ウェディング・シンガー」のアダム・サンドラー。撮影は「ホワイトハウスの陰謀」のスティーブン・バーンスタイン。音楽は『偽証 殺人者は2度裁かれる』(V)のアラン・パスカ。美術は「ウェディング・シンガー」のペリー・アンデリン・ブレイク。編集は「ウェディング・シンガー」トム・ルイス。衣裳は『プリフォンテーン』(V)のトム・ブロンソン。出演は「ウェディング・シンガー」のアダム・サンドラー、「パーフェクト・カップル」のキャシー・ベイツほか。

1998年製作/89分/アメリカ
原題:The Waterboy
配給:ブエナ ビスタ インターナショナル ジャパン
劇場公開日:1999年8月14日

ストーリー

ボビー・ブーシェ(アダム・サンドラーは31歳。大学チャンピオンチームのウォーター・ボーイ(給水係)として18年働いていたが、突然クビに。母親(キャシー・ベイツ)は愛する息子が家にずっといることになると大喜び。一方ボビーは弱小の大学チーム、マッド・ドッグスのクライン監督(ヘンリー・ウィンクラー)に直接掛け合って給水係の仕事に返り咲く。そこでもいじめられるボビーだったが、ある日怒りのあまり選手にタックルしてしまう。これが監督の目にとまり、選手に抜擢。ボビーは自分をいじめた奴の姿を敵の選手に重ね合わせることでパワフルなタックルを次々に成功させ、学生新記録を樹立してしまう。そして決勝まで勝ち進むが相手はボビーをクビにしたチーム。ところが敵チームの監督がボビーの高校卒業証明書の偽造を暴き、参加資格を剥奪してしまう。ボビーは高卒資格試験に挑戦、見事合格。やっと選手に復帰、と思ったのもつかの間、今度は大学に通ってフットボールをしていることが母親にバレてしまう。これが引き金となって彼女は入院、寝こんでしまう。マザコンのボビーは母親に付きっきりでフットボールどころではなくなるが、ボビーが皆に愛されていることを知った母は決勝戦の朝、目を覚ます。そして決勝戦。ボビーは折角出場できたのにタックルが生かせず、クライン監督まで弱腰に。そこでボビーは監督に、敵を怖くないと思えば大丈夫と励ます。すると、監督の取る作戦が次々成功しマッド・ドッグスを優勝に導く。ボビーは皆から祝福されるのだった。

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映画レビュー

5.0痛快サクセス・ストーリーの傑作

2023年6月11日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

単純

幸せ

31歳。いじめられるキャラですが、怒った時のエネルギーは半端ない!ダッシュしてタックル!そこを見ていた監督がスカウトと有り得ない展開ですが、まぁ夢があっていいじゃないですか!

 「お前をいじめた奴を思い出してエネルギーに変えるんだ!」
→発奮するためには屈辱も必要なんですよね。元気出る言葉でした。
 「あの女は悪魔なのよ!ぐずぐずしてると呪いをかけられるよ!」
→母は偉大なのである。痛快な教訓をありがとう。

 まぁ現実は障害者として見られる気はしますが、細かいことは目をつむって観れました。何より皮肉や嫌味のない健全なギャグが多く、大人でも素直に楽しめるコメディでした。

 監督の悩みも、束縛してしまうお母さんの愛情も、負け犬な仲間も...突き抜けた才能が開花し、全て助けてしまう流れは絶品でした。

 他の映画でも母の役があった気がするが、キャシー・ベイツのお母さんぶりは落ち着きますねぇ~。自分の中ではアダム・サンドラーより引き込まれました。

 ロック系の明るい曲を中心とした音楽も合っていたと思うし、バカバカしいと思うのはもったいない。学ぶことも結構あったりする映画です。

 個人的には「ルーカスの初恋メモリー」や「フォレスト・ガンプ」を思い出しました。こういう映画の女性ヴァージョンも作ればいいのに。ラブコメもいいですがヒットしないのかな...自分が知らないだけかもしれませんが、そんな気持ちにもなりましたね。

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はむちん2

5.0超B級 娯楽コメディ

2022年9月17日
PCから投稿

下らないといえば下らないですが、監督が楽しそうに撮っている現場の雰囲気が伝わってきます。

ベイツ選手はこんな軽い狂言でも安定の演技、大竹しのぶ選手みたようなもんです。
脇役もキャラ立ってます。イケイケお姉さん、カーネル・サンダース、イカれたオジちゃん二人組、オロオロHC、気のいい黒人キッカーなど。

日本人には馴染み薄いですが、レポーター役は70年代に史上最強といわれたPIT Steelersのスーパースターのリン・スワン、スタンドで見物しているベテラン二人組は映画制作時の超有名HC、DAL CowboysのJimmy JohnsonとPITのBill Cower、スポーツニュースのキャスターも現役です。アメリカではFootballに興味ない人でも知っている有名人、わかり易く言うと掛布のリポーター役に落合監督、野村監督、みのもんたと古舘伊知郎が出てるようなカンジですね。

因みにQBが12番つけてましたが、監督は1965年生まれなので、おそらくFootball見始めた時のQBのエースナンバー12番をどうしてもつけさせたかったんでしょうね。

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越後屋
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