ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェストのレビュー・感想・評価
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長かった
長いから寝る前に少しずつ見ていたら、流れや役がよく分からなくなってしまった。特にヘンリー・フォンダは髭があったりなかったりして同じ人だと分からなくて困った。ブロンソンに髭がないのも寂しかった。ブロンソンの兄の仇がフォンダだったようなのだが、年がともすればブロンソンの方が上に見えるので飲み込みずらかった。
鉄道敷設の場面はスケール感が素晴らしかった。古い蒸気機関車が実際に動いているのもよかった。
きちんと通して見れば印象は変わりそうなのだが、長くてしんどかった。
(追記)
リバイバル上映で映画館で見たのだけどやっぱり寝てしまった。たびたび奏でられるブロンソンのハーモニカが眠気を誘うのではないだろうか。ウトウトして話がよく分からないけど、ヘンリー・フォンダを暗殺しようとする場面は緊張感がすごい。シャイアンみたいなヒゲの人物が他にもいて見分けられない。また5年後くらいに見てみたい。
やけに間延びばかりする演出が退屈
総合:45点 ( ストーリー:50点|キャスト:60点|演出:40点|ビジュアル:70点|音楽:75点 )
何か起こりそうになる度に、そして何か起こる度に、やけに時間をかけて細かいところまで撮影をして音楽が流れて雰囲気を盛り上げる。人によってはこれが西部劇として格好いいのかもしれないが、私にはわざとらしさばかりが鼻についてしまった。何よりこの演出がとにかくやたらと尺ばかりをくって物語の進行がとても遅く、間延びばかりしていて退屈する。およそ2時間40分にも渡る作品だが、凝縮すれば1時間くらいは簡単に削れたのではないか。時間だけ無駄に長い大作で、これは大きな減点要因だった。
町の悪人と流れ者の対決という物語も平凡。そして有名俳優が演じる因縁のありそうな登場人物たちも、残虐な悪人と名前すらない謎の男というだけの表面的なことに終始し、その内面に迫る部分が薄くて魅力不足。
なんかすごいぞ、これは
なんだろう、なんか凄みを増してるよ、セルジオ・レオーネ。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』でも、訳も分からず映画を経験させられる凄みがあったけど、この作品にも、ただならぬ凄みがあるよ。
原題は『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ウェスト』。セルジオ・レオーネが愛した西部劇をもう一度。恥ずかしさをかなぐり捨てて、西部劇への愛を叫んでみた、そんな映画です。
チャールズ・ブロンソンのアップが夢に出る・・・。
まずはじめに。
ハーモニカの音色が耳から離れません(苦笑)
もう、こういう音が耳に残るだけですでにその映画は名作なわけです。
いわゆる、このウエスタンも名作・古典(?)に入るかと思いますが、現在のハイテンポな映画、シーンに併せて洪水のように流される音楽にどっぷり使った者には冗長に映るかもしれませんね。
僕もその一人に漏れてないような気がします、ハイ。
ロングショットの鉄道なんかは実に良い絵です。
馬が鉄道と走る様、駅にたどり着いた人々の中にインディアンをみつけると実にウエスタンを見ている気分に慣れます。
しかし、ハーモニカ(苦笑)
ラリホーのように眠気を誘う。
しかし、チャールズさんのおかげで目が醒めます。
ラストに向かってのストーリーテリングは良い流れですが、前述したように個人的には尺が冗長なので巨匠といえど星は2.5です。
ブロンソンのクローズアップ!!
ウエスタン!面白かったです。
なにしろ名優・名スタッフ揃い。最初の10分ですっかり引き込まれました。
ブロンソンのクローズアップ、昔ウエスタン好きの父と観たなと。内容忘れてたけどね。あのアップは忘れ難いです、CMで大人気でした。
大陸横断鉄道建設時代の物語、謎めいた男「ハーモニカ野郎」が汽車でやってきます。
別の便では美しいジルが駅に降り立ちます。
男達の物語であると同時に、愛する人と暮らすため都会を捨ててやってきたジルの物語でもあります。
3人の男達と彼女との関係が絶妙。勝気な彼女をウエスタンらしからぬ切なく美しい音楽が彩り、素敵でした。
ジェイソン・ロバーズが演じる山賊頭のシャイアン、味のあるキャラクターでした。彼の存在が作品を生き生きさせてました。
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