劇場公開日 1993年8月7日

「他人を思いやるということ」アラジン(1992) awahiraさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5他人を思いやるということ

2019年6月17日
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今から抜け出したい

登場人物が皆、キャラが立っていて魅力的。
主人公のアラジンを始め味方側は、善人ではあるものの欠点があり、完璧聖人ではない。そのため親近感がわき、魅力を高めている。悪役も恐ろしさもありながら、目的が小悪党じみていてコミカル。また、人間ではない猿、鳥、虎だけでなく、非生物の絨毯までなんと表情豊かなことか。

ストーリーもやや簡潔というか、もっと深掘りしても良いのでは…と思わなくもないが、まず子供向けだし、決して破綻はしていないので良いと思う。最近の映画が長すぎるのかもしれない。

なんといっても楽曲、そしてジーニー役のロビンウィリアムズ・山寺宏一には本当に感動。

awahira