劇場公開日 1955年9月14日

「ミュージカル苦手な自分だけど...」足ながおじさん はむちんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ミュージカル苦手な自分だけど...

2021年10月31日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ミュージカルは退屈に感じてしまい苦手なのですが、この話は小さい頃から知っており、映画として観るのもいいかなと思って鑑賞しました。

 やっぱり歌や踊りの場面は退屈に思ってしまったので、それ以外の部分でレビューしたいと思います。

「見知らぬおじさん」の支援で大学に通えるようになり、約束通り手紙を健気に書くシーンがとても好きです。ほのぼの夢があるといえばいいですかね。だけど社長は読みもしない!気に入ってたんじゃないの?(苦笑) 忙しいのか、他にも気になる娘がいるのか、忘れちゃってるのか...本心はわかりませんが、いずれにせよ住む世界が違う存在。誰もが羨ましいと思うはずです。
身寄りのない若者を莫大な資金で助ける。実際に存在するであろう話ですが、映画のように健全であれば意義あることだと思ったりした。

いつバレるのか、気付くのか...そう思いながらのんびり観てました。
人情味ある秘書? のおばちゃん様様!

後半、舞台で踊った後に全部3203号室の部屋に入ったら、男が沢山いる場面では「チヤホヤしてくれるけど、それでも足ながおじさんが好き」というシーンに見えて、ミュージカル苦手な私でも理解できたかなと思う。

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はむちん