劇場公開日 2003年9月13日

「市原隼人の若かりし頃」偶然にも最悪な少年 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0市原隼人の若かりし頃

2020年3月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 CDショップで万引きして、助けに入った男のナイフを握って血を流す。いい人間のフリをしてる悪人が最も許せないと言うヒデノリ。頭が悪く見えて、実はしっかりした考えを持ってるというのもどうかと思う。

 死体と一緒に博多までドライブ。韓国への連絡船に死体を乗せるために盗み、カツアゲ、質屋での強盗と悪いことばかり・・・前半に見せたテーマが上手く生かせなかったのが残念。「また強制連行するの?」などといった反日感情をも見ることができるが、それは強引すぎるだろう。それよりも死体を演じた矢沢心がいい。

 嫌悪感を抱かせないような工夫もあるようだけど、被害者の対応が不自然すぎたことが残念だったし、主人公たちの死体に対する演技も不自然。

kossy