「怒りのヤキニク・ロード!!」映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード アンジェロさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5怒りのヤキニク・ロード!!

2018年6月2日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

単純

同シリーズの「嵐を呼ぶ夕陽のカスカベボーイズ」(2004)と共に、ガルパンの水島努が監督脚本を担当しており、昔の仕事も手堅くこなしていて更にファンになりました。「名刺」や「タマちゃん」、「ブラックホーク・ダウン」、「藤原ケージ」、「セグウェイ」等で吹き出しましたが、ネタはあと5割増しでも良かったと思います。野原一家がなぜ熱海を目指すのかを考えさせない勢いがありますが、ロードムービーとしては道中の描写が物足りないです。謎の組織との対決はこの後のシリーズでも多用され、つまらなくなっていきますが、本作は最後まで怠くなく良いお手本になっていると思います。ビールの試飲バイトの女の子の身体が、他のクレしん作品より妙にエロいので、そこにも拘りを感じました。安易にヒロインを配置せずに劇場版を成立させたのも良いです。両親に焼き肉に連れていってもらったりした等の思い出がないので、ごく一般的な「焼き肉=ご馳走」という価値観がなくて、個人的には思うところがありました。

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