劇場公開日 1986年6月28日

「麗子の愚痴」新・喜びも悲しみも幾歳月 Kjさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5麗子の愚痴

2023年8月8日
iPhoneアプリから投稿

全編にわたって大原麗子の愚痴を聞かされる。愛らしい人だ。
リメイクとあるが全く別の話で肩透かしをくらう。前作以上に転勤族がテーマ性を帯びている。社会に奉仕する職業にそれに引きづられるしかない妻という存在(それでも内職に勤しむ麗子さん)。核家族化が進み、引きちぎれていく家族。時代が進めば単身赴任だろう、しかしそれも古い仕組みで、今はそれぞれの商業選択により、働き方と家族の形を任意に選ぶのが主流なのだろう。

Kj