夜逃げ屋本舗

劇場公開日:

解説

借金苦の人々を救うべく活躍する夜逃げ屋の面々の姿を描いた社会派コメディ。脚本・監督は「べっぴんの町」の原隆仁。共同脚本は真崎慎と長崎行男。撮影は「バカヤロー!4 YOU! お前のことだよ」の前田米造がそれぞれ担当。

1992年製作/106分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1992年1月18日

ストーリー

借金に苦しむ人々を救済すべく、正当な手段で夜逃げの斡旋をする“ミッドナイトラン”の社長・源氏は、康子、野口、新藤ら社員の面々と様々な調査を行い、用意周到な計画を立てて客を逃がす。一方、大帝都信販調査室の芙美子は、彼らの行動を何とか阻止しようと挑んでくるが、源氏らはその後も様々な手段で任務を遂行していく。ある日、暴力金融を営む浜崎組組長が、彼らに夜逃げの依頼をしてきた。昨今の経済情勢によって大帝都信販から19億円にのぼる負債を抱えていたのだ。さっそく彼らは、浜崎を急病人に仕立てて計画を実行するが、そこへ芙美子が入り込んできたことにより、組員は大騒ぎで後を追ってくる始末。それでも何とか浜崎を逃がす源氏。ところが今度は、これまで彼らが逃がしてきた客の行方を芙美子が突き止めて、財産の差し押さえを決行。もはやこれまでと思いきや、突如大帝都信販のパソコンに入力された返済者の全てが破産宣告。実はこれも源氏があらかじめ計画していた最後の作戦だったのだ。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

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映画レビュー

3.5夜逃げを娯楽に

2017年1月2日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

総合65点 ( ストーリー:60点|キャスト:70点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )

 内容は現実的ではないし演出も軽いけれど、このような主題は面白いし娯楽として十分に楽しめた。夜逃げ屋に債務者に債権者と登場人物も多いのだが、描き分けもされていてそれぞれの性格もしっかりと出ていた。

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Cape God
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