舶来仁義 カポネの舎弟

劇場公開日:

解説

モダンな活動大写真を作る「極悪坊主 念仏三段斬り」の原田隆司が、脚本・監督したシリーズ第一作。撮影は「渡世人列伝」の吉田貞次が担当。

1970年製作/88分/日本
配給:東映
劇場公開日:1970年5月23日

ストーリー

カポネ栗山は、あの有名なアル・カポネのもとで修業をつみ腕をみがいた日系二世の殺し屋である。彼の血には脈々と大和魂が流れ侠客道こそ世界最高の思想であると信じている。服装はいつもカポネ一世当時の派手に目立つオールドファッション。フランク、ジョオの二人の子分をひき連れて初めて故郷、日本へやって来た。時はまさに万博ムードに湧き、国際秘密結社UKKと日本ギャング天声会とが手を結んでいた。そのため、日本古来の任侠道はまさに危機に瀕していた。この大組織を向うにまわしてカポネは加納一家二代目藤木戸に助力する。さらに、三人を追ってFBI美人秘密捜査官が暗躍する。彼らは天声会の手足をもぐため五人の大幹部を次々にあの世に送ろうと考えた。一方、天声会も三人組に対抗してUKKの殺し屋を日本に呼んで、彼等を亡き者にしようと狙わせていた。第一、第二の処刑は、フランクとジョオの手によって見事になされた。そして第三の処刑も。三人の大幹部を失った天声会の警戒は厳重を極め、UKKからも極東支部長マクドナルドが乗りこむほか、更に腕ききの殺し屋レナード、モーネルが派遣されて来た。そしていまや、カポネと恋仲となってしまった捜査官テレサが人質として捕えられてしまった。翌朝、天声会の麻薬取引現場に変装して乗り込んだ、カポネ等三人は、消音銃を使ってあっという間に全員を射殺、テレサを救出した。その翌日、カポネ、フランク、ジョオの三人は帰国の途についたEXPO使節団にまじって再び機上の人となっていた。そして、カポネの隣には、ぴったり寄りそうテレサの姿があった。

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