劇場公開日 1992年7月4日

「野口英世の生涯を描く。 普通に撮れば良作確定であり、期待以上でも以...」遠き落日 省二さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5野口英世の生涯を描く。 普通に撮れば良作確定であり、期待以上でも以...

2022年8月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

野口英世の生涯を描く。
普通に撮れば良作確定であり、期待以上でも以下でもなかった。
母親との再会シーンは泣けたが、牧瀬里穂とのくだりは不要だと思った。
野口がストーカーまがいのつきまとい行為をした挙句、あっさりふられてしまうという。
野口英世の生涯からすればどうでもいいことであり、単に牧瀬里穂を出演させるために無理やり入れたのではないか。
あと、野口が凱旋帰郷し、恩人に金時計を渡したところ、その奥さんに投げ捨てられてしまうというシーンもよく分からない。
事実に基づいているのかもしれないが、そのシーン要る?と疑問に思った。

省二
りかさんのコメント
2022年9月22日

そうですねぇ。金時計を投げるシーンは、英世が余裕あるにも関わらず金の無心をし、自分の息子が用立ててばかりで逼塞した、と怒ってでしたね。理解しにくいですね。1000円と金額を出しているんだから、金時計よりもお金を返したらいいのにと思いました。この件では図太い面があり、遊郭や牧瀬里穂さんとの事は、弱さ脆さを表してただただ勤勉に研究していたわけでない人間くささを出したかったのかなぁと思いました。

りか