シコふんじゃった。のレビュー・感想・評価
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王道
王道の展開で気持ちが良い映画。
ただあまりにもベタすぎて先が読めてしまうのが少し残念かも。
しかし正子が土俵に立つと言ったところはとてもかっこよくて、素晴らしかった。
もう少し主人公にオリジナリティーをもたせ目立たせると良かった気がしたが、全体の満足感はある。
相撲愛に満ちた作品
今までタイトルと本木さんのまわし姿が気になっていて漸く見る事ができた。
肩の力を抜いてみる事が出来るコメディだけど、相撲愛に満ち溢れた作品で、ちょっと自分もやってみたい…と思わせてくれる様な映画。
役者の個性がまた素晴らしい。
ドラマとして見ると悪くない。スポーツものとしては肩透かし。
主人公が相撲にハマっていく、その変化を見守るドラマとしての本作は面白かった。
ただスポ根ものとしては全く駄目。
試合の流れは読めるし、何より相撲そのものの迫力が皆無と言っていい。
まあ明らかにそこには力を入れてませんよ~って映画なので文句言うのは筋違いかもしれませんが。タイトルにもなっているので相撲部分にもうちょっと力を注いで欲しかったです。
ありきたりでは あるものの、 よくまとまっています
ありきたりでは あるものの、 よくまとまっています。 すもうのへたな人たちが努力して勝利するはなしです。 登場人物はフィクションに出てくるような珍妙な人ばかりです。 実際にフィクションなので、 リアリティーを求めても仕方ありませんが。 しかし、 少し練習しただけで、 何年間もすもうを頑張ってきた人たちに勝利してしまうのは、 さすがに無理があると感じました。
相撲面白いよね
面白い。
廃部寸前、外国人、女子、成り上がり、
今としてはありふれてるストーリーだけど、
20年以上前の映画、しかも相撲。
テンポも良くて良い。
昨今の映画は、とある点を重箱の隅をつつくように描くことも多く、
私ももっとそうして欲しい、
とレビューすることもあるけど、
この映画のように、
さらっとテンポ良いのも気持ちいいですね。
それで違和感が無いところが、製作者の力量なんだと思う。
この監督は着眼点が良いですね。
後のシャルウィーダンスしかり。
そしてみんな若くて。
本木雅弘はかっこいいし、
竹中直人はここらへんからキャラ確立でしょうか。
周防正行監督の大出世作
もう、竹中直人に笑わせられっぱなしです(^○^)
もちろん映画としても、本木雅弘、柄本明、清水美沙などの演技派の役者が揃っている分、見応えも十分。
この映画で相撲のコトもいろいろ知れたし、単なるコメディではなく、日本映画の歴史に残る傑作であることは間違いない(^^)b
ベタなスポ根だが文句のつけようが無い
随所に見られる絶妙な間のとり方が、笑いにも感動にも生きていました。
相撲とはいえ骨組みはスポ根物で、それぞれの弱点やコンプレックスを最終的に乗り越えるベタな話なんですが、どこをとっても文句のつけようが無く面白いです。
相撲的シンデレラストーリー
最近、今更ながら海外ドラマの「HEROES」にハマっておりまして。ブレイクしていると知りながら今まで一度も観たことがなかった海外ドラマシリーズ第一弾。ちなみに第二弾は「Walking Dead」で第三弾は、、、「Killing」かなぁ。どうでもいいですね。
とにかく夜な夜な夫婦でマシオカの応援をしていたので、久しぶりに映画を観ました。で、なんでこれ?っていうね。なんで本木雅弘?なんで相撲?我ながら謎のチョイス。あ、でも今年はお義母さんに初場所へ連れて行ってもらって、照ノ富士ちょーかっけーってなったからその影響とも言える。昨年、個人的な映画ブームの火付け役となった大好きな井浦様の出演作をほとんど観終わったから、今年は国内外問わずアカデミー賞を受賞した作品を積極的に観ていこうという方針の表れでもある。どうでもいいですね。
24年前の映画かぁ...当たり前だけど、柄本明が若くって別人のようでした。本木雅弘はなぜかあまり変わらないような...そもそも好きでも嫌いでもないから変化に気付かないというものある。
内容はびっくりするくらい単純。ど直球。相撲的シンデレラストーリー。ここまで全てが丸く収まる映画って観たことない気がするほど。日本アカデミー賞受賞作品ということなので、いわゆる古き良きなのかなぁ。すごいよくもなく悪くもなく、、、
単純なストーリーではあるけれど、相撲を取っているシーンは迫力があった。筋肉好きだからテカテカ系のマッチョがたくさん出てくるのも嬉しかった♡あと、お腹痛くなったときの竹中直人の動きが最高だったなぁ〜。竹中直人=モビットのCMの人って感じだったけど俳優さんだったのでありました。そんな感じ。ちゃんちゃん!
思ったより面白くてワクワクした!
廃部寸前の相撲部が復活するまでのお話。
成り行きではじめた相撲部が、だんだん周りを巻き込んで盛り上がっていく様子にワクワクしました!
初勝利のときは一緒になって「うおー!」って叫んじゃったり笑
予想してたよりも楽しめました!!
昔の若者の熱くてストイックなところ、好きだなあ(*´∇`*)
やりすぎだけど軽快な作品
総合:65点
ストーリー: 65
キャスト: 70
演出: 65
ビジュアル: 70
音楽: 65
演技や科白は大袈裟でわざとらしさがあって演出はやりすぎと思うし、何かに落ちこぼれた人々が集まって取り組むべきものを見つけて成長する物語はありきたりでたいして目新しさもない。しかしお笑い路線で軽い雰囲気が作品を軽快にしたし、意外と試合の場面は真剣味もあって、気楽に見られたし見終わって後味も悪くなかった。
Shall we シコ?
周防正行の名を一躍知らしめた1992年の作品。
とある大学の廃部寸前の弱小相撲部員たちの奮闘劇。
“あまり知られていないジャンル”と“弱小チームの奮闘劇”の組み合わせは今では珍しくないが、本作はその元祖と言っても過言ではない。
“学生相撲”は今見ても新鮮。
軽快で胸のすく演出とオリジナリティ溢れる脚本、個性的な登場人物と役者たちの好演、たっぷりのユーモアとちょっぴりのペーソス…これぞ良質コメディ。
キラキラ輝く大学生活とか額の汗光る特訓とか合宿とか心地良い。
ライバル大学との試合は手に力が入るほど熱い。
皆若い!
本木クンはあまり変わっていないけど、竹中直人は今とちょっと印象違うほど若くてびっくり。でも、笑いの取り方はやっぱり同じ。お腹ピーピー(笑)
ひょんな事から土俵に上がる事になる“女子”相撲部員・梅本律子に天晴れ!
六平サン、まだ髪ある…!
周防はこの“学生相撲”の後、“社交ダンス”でさらに飛躍し、最近は“冤罪裁判”や“終末医療”での円熟した重厚な演出もイイが、また軽快なエンターテイメントも見たい。
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