くノ一忍法帖 忍者月影抄

劇場公開日:

解説

将軍の秘密をめぐって甲賀忍者と宿命の対決を繰り広げる伊賀のくの一たちの活躍をSFXとエロスで描く、スーパー時代劇。劇場版としては95年の「くノ一忍法帖 自来也秘抄」につづく第2作で、OVを含めると通算6作目となるヒットシリーズである。監督は前作と同じ津島勝。脚本の中本博通も前作に続いての登板となる。主人公のくノ一に「眠れる美女(1995)」の大西結花がふんし、共演は「麗霆”子MAX」の倉田てつを、「陽炎2」の白石ひとみのほか、OV、グラビアなどで活躍するビジュアル・クィーンが多数、顔を見せている。

1996年製作/日本
配給:東北新社=キングレコード配給(制作*東北新社)
劇場公開日:1996年4月13日

ストーリー

徳川八代将軍吉宗の時代、享保の改革のため江戸の町は質素倹約に寒々としていた。尾張藩主・宗春は、吉宗の側妾を庶民の前に晒し者にすることで吉宗非難の気運を高めようと企み、水無瀬竜斎率いる甲賀忍群卍谷衆を雇い入れた。吉宗の懐刀である大岡越前守は、甲賀忍群と敵対する伊賀忍群九十九折れ谷衆の頭領・樺小太郎に、甲賀が晒し者にする側妾たちの抹殺を命じる。小太郎はお唯をリーダーとするくノ一衆に卍谷衆を襲わせ、お類の活躍で山城十太夫との戦いは辛くも勝利したが、続く鞍掛式部との戦いではお連が式部と相討ちとなってしまった。仲間の死に直面したくノ一たちは、使命と正義の間で揺れ動きはじめる。宗春は南蛮くノ一のマリアを吉宗のもとに送り込み、吉宗は再び色欲の虜となって、マリアの妖術によってその痴態を江戸の大空に映し出されてしまうが、小太郎の活躍によって事無きを得た。そのころ、偶然出会った梵天丸を敵とは知らずに愛してしまったお類は、梵天丸との対決から逃れられず、互いの忍法で同時に息絶えるのだった。吉宗の子を宿した側妾のお芳も始末した小太郎は、卍谷衆が次の標的とした弥生の乗った籠をすり替えて、弥生を手に入れる。しかし、囮となったお半は卍谷衆の雪千代と相討ちとなり命を落としてしまった。小太郎を討つことを宗春に命じられたマリアは、その戦いの中で小太郎が水無瀬竜斎と同一人物であることを見抜く。私利私欲のために伊賀甲賀の両方を犠牲にした小太郎に怒りを覚えたお唯は、小太郎がお類、お半、お連の幻に苦しめられるすきに、その命を奪った。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0五色玉

2020年4月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 劇場版らしい。バカバカしい中のお色気で、笑いながらも画面を凝視してしまった。惜しむらくは、技の名前が聞き取れなかったこと。テロップで出してくれればいいのに。南蛮妖術ボジョレーヌーボーはわかったけどね(笑)五色玉は受けてみたい・・・

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kossy
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