金田一少年の事件簿2 殺戮のディープブルー

劇場公開日:

解説

南のリゾート地に展開する殺人事件に、高校生探偵・金田一一の名推理が冴えるディテクティヴ・アニメーションのシリーズ第2弾。監督は「金田一少年の事件簿」の西尾大介。天樹征丸とさとうふみやによる原作キャラクターを基に、「ゲゲゲの鬼太郎 おばけナイター」の島田満が脚本を執筆。撮影を「地獄先生ぬ~べ~ 午前0時ぬ~べ~死す!」の梶原裕実子が担当している。声の出演に「機動戦士ガンダムF91」の松野太紀の他、ミステリー作家の京極夏彦がゲスト出演している。

1999年製作/90分/日本
配給:東映
劇場公開日:1999年8月21日

ストーリー

約1万年前の海底遺跡を売り物にした巨大リゾート”ディープブルー・アイランド”。そのオープン準備真っ最中の沖縄県・紺碧島に、美雪の先輩で藍沢国際海洋開発の令嬢である茜の依頼を受けた高校生探偵・はじめがやって来た。早速、彼は茜から「聖なる神殿を荒らす者はひとり残らず死に絶えるであろう」と書かれた”キングシーサー”と名乗る人物からの脅迫状を見せられるが、その直後、藍沢グループの博多支社で茜の次兄・浩一が殺され、東京本社でも爆破テロが発生する。事態を重く見た警察は紺碧島のホテルも危険だと判断しホテルから関係者を避難させるが、その混乱に紛れてキングシーサーを崇める狂信的なテロ・グループがホテルを占拠。会長で茜の父である秀一郎を初めとする藍沢一族と秘書の赤森、茜の元家庭教師・周防、考古学者の若林、そしてはじめたちが人質として囚われる。ホテルのアクアホールに監禁されたはじめたち。そこで更なる惨劇が発生し、茜の長兄・優と秘書の赤森が殺され、茜をかばって周防もテロリストに撃たれてしまう。だが、事件ははじめの名推理で周防がキングシーサー真犯人であることが判明する。幼い頃、身寄りのなかった周防は、秀一郎の親友で考古学者の那国教授に育てられていた。しかし、金儲けの為なら手段を選ばない秀一郎によって、リゾート開発に反対した那国は殺され、その時、全てを手に入れるには何より力が必要だと悟った周防は、秀一郎から全てを奪おうと一族に近づき今回の犯行を起こしたのである。だが、自分が犯人であることを認めた周防は地震によって起こった津波に飲み込まれ、海底遺跡の底に沈んでしまう。事件を解決したはじめは、秘かに周防と好き合っていた茜に「周防が茜をかばって撃たれたのは、彼の本当の気持ちからだと思う」と慰める。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

監督
脚本
島田満
原作
天樹征丸
漫画
さとうふみや
企画協力
樹林伸
都丸尚史
菅原章
製作
泊懋
小山範親
栗原良幸
高橋進
プロデューサー
清水慎治
諏訪道彦
渡辺哲也
プロデューサー補
秋山陽子
鷲尾天
キャラクター・デザイン
窪秀巳
キャラクターコンセプト
荒木伸吾
姫野美智
作画監督
窪秀巳
作画監督補佐
三浦和也
石川晋吾
細山正樹
三島利佳
伊東美奈子
大西陽一
撮影
梶原裕実子
美術監督
渡辺佳人
美術ボード
田村せいき
音楽
和田薫
主題歌
THE ALFEE
録音
池上信照
音響効果
伊藤道廣
編集
福光伸一
後藤正浩
製作担当
松坂一光
演出補
門田英彦
助監督
佐藤哲哉
池田洋子
スクリプター
小川真美子
CGプロデューサー
服部豊和
CGI
片田利明
色彩設計
辻田邦夫
美術進行
北山礼子
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