劇場公開日 1959年11月17日

「カラー作品でも小津安二郎の影(闇)の使い方は秀逸、無機質な小道具を...」浮草 ちゆうさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0カラー作品でも小津安二郎の影(闇)の使い方は秀逸、無機質な小道具を...

2019年2月3日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、映画館

カラー作品でも小津安二郎の影(闇)の使い方は秀逸、無機質な小道具を擬人化したり、鏡のなかに映した顔の表情を巧みに入れたり、赤の使い方が素晴らしかったり、何度観ても見事という他ない。
他の小津作品には少ない、感情をぶつけ合うシーンもいいですね。私にとっては小津作品のなかではベストワンです。

ちゆう