劇場公開日 1964年7月4日

「「大きな人間」」暗殺(1964) sironabeさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5「大きな人間」

2023年8月29日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

知的

 京で暴れる勤王の志士を取り締まるために浪士隊を、その発案の清河八郎は尊攘論者だった。それを知りつつ松平主税介は隊の組織を命ずる一方、佐々木唯三郎に清河を斬る準備を命じていた。京に向かう途中、清河は本心を浪士隊に明かし。
 新撰組の物語序盤に登場する清河八郎。寄せ集めの浪士を騙した詐欺師のイメージでした。実は剣も弁も文も立つ策士、時代が違えば何かしらを成す「大きな人間」であったかもしれないと思われました。清河に異議を唱えた近藤らの一派は、袂をわけ新撰組へと。近藤、土方は影のみの登場でした。

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