劇場公開日 2008年4月12日

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「アメリカ人好み」フィクサー(2007) 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0アメリカ人好み

2022年8月14日
PCから投稿

アメリカ人には大うけで日本人にはあまり受けない「チャイナタウン」とか「LAコンフィデンシャル」みたような、よく言えば重厚、悪く言えば重苦しい雰囲気です。
始まってしばらく、何の説明もなく色んな話が次々と出てくるのでお得意の難解物かと思いきや中盤頃から話が繋がってきて、サスペンスも十分です。
時系列を入れ替えてトリッキーのつもりかもしれませんが「パルプフィクション」みたように最後に全部ひっくるめて辻褄が合う爽快感はありません。換言すれば時系列を入替える意味がどこにあるんだろう?
私は好きだけど、日本であまり評価されないのも理解できます。

越後屋