劇場公開日 1988年2月6日

「アレックスあってこそ」汚れた血 きりんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5アレックスあってこそ

2018年6月9日
Androidアプリから投稿

「ポンヌフの恋人」つながりで観賞。

アレックス役のドニ・ラバンあってこその この映画。
原作が先か、ラバンが先かそれは知らないけれど、この顔と背中を見ていれば僕でも無尽に物語が書けそうだ。

映画,comにはプロフィール写真すらなく、誕生年だけ。
でもポンヌフや裏路地にいけば、「アレックスは本当にパリのどこかに 今も生きてる」ということ。
これがヌーベル・バーグの強烈さだ。

ちなみに僕の好みはあのアメリカ女ですね。
いいわ~。年上の女、はまりました。
アンナ=ジュリエット・ビノシュも早く年をとりましょう。

特典映像の「削除シーン」が一番素晴らしい。どうしてあの美しい光景をカットしてしまったのだろう。あそこだけでも短編として完成の領域。
「オールズモビルだ」の台詞以降はカットしてでも残り部分は本編に組んでもらいたかったな。

でもやっぱ、アメリカ女が見れたから今夜は満足。
「ホーリー・モーターズ」にも"お婆さん"出てたな~と思って調べたら同じ監督だったよw

ばば専同盟
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