溝の中の月

解説

フランソワ・トリュフォー「ピアニストを撃て」の原作で知られるアメリカ人作家、デビッド・グーディスのサスペンスを、「ベティ・ブルー」のジャン=ジャック・ベネックス監督が映像化。レイプされたことを苦に自殺した妹を持つジェラールは、妹の復習を誓い、犯人を追い続ける。「ベティ・ブルー」「コールドマウンテン」のガブリエル・ヤーレが音楽を担当。

133分/フランス
原題:La Lune dans le Caniveau

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映画レビュー

3.0ナスターシャ・キンスキーの美しさを観る映画

2022年5月7日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ナスターシャ・キンスキーがとても綺麗に映っているジャン=ジャック・ベネックス監督作品。
観終わると、「赤のイメージ」が残る。
ただ、ストーリーがイマイチなので、残念な感じ。(これは元々ベネックス監督が3時間ぐらいの尺にしようと作っていたものを133分に削除したため?)

オープニングでは、満月にかかる雲が赤く染まっている不思議な風景。
そして、港町の裏で、毎晩歩き回る男がいた。ジェラール(ジェラルド・ドパルデュー)である。
彼の妹が男に襲われて自殺したため、犯人の男を探し続けるのだった。
そんな彼の前に、ロレッタ(ナスターシャ・キンスキー)が現れる。赤い口紅・真っ赤な服・真っ赤なスポーツカー。
⇒ 本当に、この映画でナスターシャ・キンスキーは綺麗に描かれていて、もともと美人であるが、本作が汚い町を描いていることもあって「掃き溜めに鶴」という印象。

看板「TRY ANOTHER WORLD」(ほかの世界に挑戦せよ)が印象的。

この映画、ストーリーが不条理(というか未完成?)なので、それを追うのではなく、ナスターシャ・キンスキーの美しさを観る映画という作品だった気がする。

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たいちぃ
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