花の影

劇場公開日:

解説

1920年代の上海と蘇州を舞台に、とある名家をめぐる男女の退廃的な恋愛模様を、エキゾチシズムあふれる壮麗なスケールで描くメロドラマ。 「さらば、わが愛/覇王別姫」のチェン・カイコー監督がその主演、レスリー・チャンとコン・リーを再び迎え、香港のウォン・カーワイ監督作品で知られる名カメラマン、クリストファー・ドイルと組んだ、華麗なる愛憎ドラマ大作。

1996年製作/128分/香港
原題:風月 Temptress Moon
劇場公開日:1996年12月21日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第49回 カンヌ国際映画祭(1996年)

出品

コンペティション部門
出品作品 チェン・カイコー
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(C)1996 Tomson (Hong Kong) Films Co., Ltd.

映画レビュー

2.5阿片の煙みたいにほわほわふわふわ

2022年7月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

良かった箇所は二カ所。待ちに待ったレスリー・チャン、背中から(相変わらず肩幅しっかり!)映って振り返る上海のクラブのシーン。それからずっと後、遠戚養子の男にお嬢様(コン・リー)がビンタする箇所。役柄として彼女はこの気の強さを大人になってからも花開かせて欲しかった。

レスリー・チャンの苦しみがあんまり見えてこなくて、姉を憎みながら姉を慕って姉似の「客」に愛を感じたならもっと説得力欲しかった。コン・リーがレスリー・チャンを追いかける動機も運命も感じなかった。子ども時代の二人をもう少し丁寧に描いて欲しかった。最後になって言葉と記念写真みたいな映像で説明されてもなあ。世間知らずのお嬢さんは怖いもの知らずで強いが、フライヤーの惹句通りにこの映画を「嵐が丘」に結びつけることは私はできなかった。

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talisman

3.0スタッフキャストで舞い上がりすぎた

2021年1月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

劇場公開時鑑賞。
大好きだったコン・リーが『さらば、わが愛 覇王別姫』でも組んだチェン・カイコー監督にレスリー・チャンと再共演。さらに撮影は当時どハマりしていたクリストファー・ドイルということで、期待値maxで観に行ったのがいけなかったのか?
繊細な2人の演技に美しい映像なのに今ひとつ乗れず。強かさ/ふてぶてしさが僅かでいいので欲しかったかな。もう難癖レベルだけど。

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共感した! 2件)
なお
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