劇場公開日 1991年5月25日

八月の狂詩曲(ラプソディー)のレビュー・感想・評価

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2.5早送りで十分

2015年8月30日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

黒澤作品だったとは…
リチャードギアが出てた。
観終わって思いを馳せられたのは、それだけ…かな?!
でも夏の2時間を過ごすには観てよかった気もする。
舞台は長崎。孫と祖母の暮らしは観ていて楽しい。

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みきねこ

2.5同テーマの過去2作が良すぎた

2015年3月16日
iPhoneアプリから投稿

『生き物の記録』は直接原爆が炸裂するようなシーンを一切廃し、三船敏郎の鬼気迫る演技で反核を訴えた意欲作だった。また『夢』の中の『赤富士』というエピソードは真逆の方法論を取り、円谷プロの特技協力を得、原発の爆発によって赤く染まる富士や可視化された放射能が迫り来るという地獄のような光景をまざまざと我々に見せつけた。

この2作によって黒澤の反戦反核反放射能思想を嫌という程思い知らされた上で観るこの作品で上書きされたものは全くなかったし、それどころかフィルモグラフィー的には蛇足とすら思う。今回の会話を中心にしたストーリーテリングは前2作と異なるアプローチと言えばそうなのだけど、演技で引っ張るような人も不在なので映画的にはやっぱり退屈。それだけに劇的なラストシーンには驚いたけど、すっかり落ちたテンションを上げるには手遅れでした。

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えら