ディア・ハンターのレビュー・感想・評価
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The Strangest of the Vietnam War Movies
The Deer Hunter is unpredictable. For the first hour which is a wedding scene, I was beginning to wonder if I had been misinformed that this was a Vietnam War movie. The war act comes into play as a metaphor with the Russian roulette game. It's grim and you can see where Vietnam War movies pulled their gruesomeness cues, but The Deer Hunter lives in its own imaginative universe. Somewhat bizarre.
ディア、デ・ニーロ・・・‼️ディア、ウォーケン・・・‼️
この作品はいわばベトナム戦争の "後遺症" 映画ですね‼️ベトナム戦争を扱った映画は数多くありますけど、この作品ほど "痛み" と "悲惨さ" と "悲しみ" に満ちた作品はないと思います‼️ごく平凡な若者たちが降りかかってきた戦争という災いをどのように体験し、取り返しのつかない悲劇に見舞われる中でも、失われることのなかった友情をこれほど美しく描いた映画もないですね‼️希望と幸せに満ちた結婚式から、嵐の前の静けさを漂わせる鹿狩り、恐怖ゆえに目が離せない戦場でのロシアンルーレット、そしてラストの葬儀まで、そのすべてのシーンでみぞおちにボディーブローくらってめまいがしそうなほど、強烈に酔わされました‼️現在からは想像もつかないほど若く美しすぎるメリル・ストリープや、ジョン・サベージらの演技も素晴らしいのですが、やはり主役の二人、ロバート・デ・ニーロとクリストファー・ウォーケンですね‼️クリストファー・ウォーケンの純粋な瞳が、捕虜になったことでうつろに狂い、ロシアン・ルーレットという恐怖の遊びによってしか生きていることを実感できないゴーストへと変貌‼️そんな彼をなんとか助けたいデ・ニーロが、自分の頭に銃口をあて、「アイ・ラブ・ユー」と言って引き金を引く‼️もうこれはラブシーンです‼️美しすぎます‼️切なすぎます‼️そして物哀しいギターの旋律も印象的だなーと思ったら音楽はジョン・ウィリアムズだった‼️SWやジョーズ、インディのテーマで私たちをワクワクさせてくれたヴィルトゥオーソも素晴らしい仕事ぶりでした‼️
追記:私の勉強不足でした‼️この作品の印象的なギターのジョン・ウィリアムズさんはまったくの別人でした‼️申し訳ありません‼️もう一人、ヒッチコック監督の「ダイヤルMを廻せ」のハバード警視役や、ビリー・ワイルダー監督のオードリーのお父さん役の俳優さんもジョン・ウィリアムズ‼️そういえば10年位前に公開された名作映画「それでも夜は明ける」の監督さんはスティーヴ・マックイーン‼️まぎらわしいですよね‼️
アジア系なら、フェイクに負けるな。
最初からこの映画の主旨は知っていたので、この映画を見に行く代わりに、若松孝二監督のピンク映画を見に行った。今回は初見だが、思っていた以上にフェイクな映画で、アメリカは何一つベトナム戦争を反省していない事が理解出来た。
アジア系に対する黄禍論になる。白人と言えどもまともな人なら、アジ
ア系のベトナム人が『ロシアン・ルーレット』をやっていたなんて信じる者はいない。(勿論、ウクライナ人やロシア人だってやっていない)
あと15分だが、こんな映画で、真面目に演じている俳優と、この話を素直に信じる鑑賞者が、哀れになる。
ヘリコプターが落とされる場面はよく覚えている。
ベトナム戦争が終結したのではない。アメリカがベトナム戦争に負けて逃げたのである。
2025年で終結50年である。あと二年後、ベトナム戦争終結50年とか称して、こんな映画を日本全国のロードショー館で、上映されるのかと思うと、時間が逆行したように感じる。
北ベトナム兵がベトナムの民衆に対して、爆弾を投げ込むなんて事は、北ベトナムが南ベトナムへ攻め入っていないのでありえないし、テト攻勢のフエの虐殺であっても、解放戦線のテロであって、北ベトナム兵が手を出す事は無かった。あったとすれば、北ベトナム兵に化けたアジア系の兵隊(韓国兵?)だと思う。
現地の言葉を訳していないが、喋っている言葉はベトナム語なのか?
タイ語の様な気がする。
そもそも、訳していないって事自体アジア系に対する冒涜だ。
呆れたのを通り越して、同じアジア系として怒りを感じる。
追記
ロシアン・ルーレットなんて発想は、ロシア人だってしない。斬新な発想で反戦を語っていると言う論法が多いが
『PLAN75』と同様にこんな発想をする人達の神経をうたがう。原案、脚本、設定が破壊されている。
ロシアン・ルーレット
ずいぶん昔に途中まで見ていて、どうしてもロシアン・ルーレットの場面から先に進むことが出来なかった。
いや、二人は生きてるから(映画だし)、と言い聞かせ、なんとか今頃になって全鑑賞。
戦争で身も心も壊れてしまったクリストファー・ウォーケンの演技がやるせない。
とても面白かった
登場人物個別のキャラを超えて、アメリカ人、というものをじっくり見させてもらえた気がする。ロシア系コミュニティのアメリカ人。全編に渡って面白いのだが、特に冒頭の製鉄所から結婚パーティー終了まで、登場人物の濃密な1日を描く「第一部」とも言えるシーンが、まるで一連の長回しを見ているかのような没入感で凄かった。ベトナムに行ってからの例のシーンは、見てるだけで相当メンタル削られた。対照的に鹿狩りシーンは伸びやかな空気感で、沸騰した頭が冷えていく感じ。映像が全編に渡って異常にカッコよくて、映画館で見られて本当に良かった。あと何と言ってもメリル・ストリープがとても美しくて、デニーロもそりゃ悩ましいだろう、となった。
安易に評価できません
ベトナムはアメリカ人のアキレス腱ですが、日本人には決して理解できません。
よって安易な評価は避けるべきです。
よって映画としてだけ感想を述べると、この作品の核心は、彼らの日常的な幸福感が労働者階級における恵まれているとは言い難いささやかなものであることを前半で陰鬱に表現したうえで、後半における救いようのない戦場の不毛感につなげているところでしょう。
但し、冒頭のとおり、その表現をどうとらえるか?という点において部外者たる日本人に所感を述べる資格はありません。
戦争が人を狂気に追いやるんだなと、 戦争の恐ろしさを感じる映画だっ...
戦争が人を狂気に追いやるんだなと、
戦争の恐ろしさを感じる映画だった。
戦争がなくても、
人間関係は時間とともに変わっていくものだが、
戦争前の結婚式で、
アメリカ式に仲間で騒いで、
馬鹿やって、楽しい時間を過ごしたはずなのに、
同じ関係には戻れない悲しさを感じました。
ロシアンルーレットの緊迫感は
心拍数がかなり上がった。
しかしながら、最初の結婚式のシーンは
時間をかけすぎではなかろうか。
映画が作られた当時では、
アメリカの日常と戦場を対比させるために、
結婚式のシーンは重要だったのかもしれないが、
自分には長く感じた。
結婚式のシーンは3分の1くらいでいいと思ってしまった。
こんな感想で申し訳ない f(^ ^;)
シネラマで観たよ。
大阪のOS劇場は、70mmシネラマだった。
今でこそ、指定席は当たり前だが当時は、ここが全席指定席だ。デニーロが渋い。ロシアンルーレットのシーンが衝撃だ!ラストシーンがいいね。
マイケルチミノの2作目にして最高傑作だな。
凄く面白かった
・ベトナム戦争で人生が狂ってしまった人たちっていう話だったので面白かったといっていい話でもないのだけど、作品は見ごたえのある作品だった。
・前半がとても楽しそうな日常生活で中盤でベトナム戦争の凄惨さ、後半でベトナム戦争を経て変化した仲間たちと日常と、180分あるとは思えないほどあっという間で見やすかった。
・前半の華やかさが凄くて、皆楽しそうで小さそうで寂しそうな町だけど羨ましく感じられた。
・中盤のベトナム戦争の人権無視のギャンブル、ロシアンルーレットがえぐくてドキドキした。それが実際に行われていたと思うのだけど、まさか闇ギャンブルにもなっていて驚いた。
・後半の各々のベトナム戦争からの帰還で皆、暗くなっていて影響力のすさまじさを描かれていて良かった。あくまで描写としてだけど。
・ディアハンターが鹿狩り?という意味なのも何だか皮肉っぽい感じがして良かった。実際のところは全く分からないけど。
・命の概念が戦争に行かなかった友人たちと大きくズレが生まれていたりして考えさせられる。
すごかった
テレビ放送で初めて見たのが高校生の時でロシアンルーレットの場面で度肝を抜かれた。その後上京して名画座で多分見て今回3回目だ。
パーティの場面がやたらと長い。鹿狩りについてはやたらと話す割りに鹿狩りのシーンはあっさりしている。
ベトナムのシーンがすごい。足もなくなっちゃうし、過酷だ。ロシアンルーレットが、一発入れてそのまま順番に引き金を引くパターンと、一発入れて毎回弾倉を回すパターンがあるのか?
メリル・ストリープが若い。
新たな理解
何度もテレビで字幕やら吹き替えを観た記憶はあるが、映画館で3時間、腰を据えて観た記憶が無いので、「午前10時の映画祭」で観てきた。
自分の中では「地獄の黙示録」と同様の立ち位置の映画で「ベトナム戦争で心身ともに傷ついてしまったアメリカ人」と思っていたが、今回、観終わった後に、ネットを利用して、ソ連と主人公たちの関係性、ベトナム戦争とソ連を調べ、より感慨深くなった。
3時間は全然、長く無い、観て良かった。
初見の人はトラウマ注意です
なんの前情報もいれずに鑑賞。
戦争ものの映画をあまり見たことがなかったのでショックを受けました。
長崎の原爆資料館に行った後のショックに近いです。
ふらふらです。
最後はロバートデニーロ格好いいで乗り切りました。
自分が人間関係とか読めなくて残念でした。
初鑑賞
ようやく見ることが出来ました。3時間ごえの超大作だから途中で眠くなったらどうしようと思っていたが、そうならず最後まで集中して見れた。
パートが完全に三つに分かれていたのがよかったです。戦地に行く前、戦地での死闘、戦地からの帰還。順番通りだからよかった。
4K映像できれいでした。
役者達はエネルギーにあふれていて、皆素晴らしい演技でした。
監督の代表作であり、オスカーも取ったけど、次の作品が世紀の問題作で失墜し、その後の作品は個人的には好きなのですが、認知度は今一つ。
ロシアンルーレットのシーンは良く話題になっていたから知っていたけど、映画で見ると恐怖感が半端なかったです。
変わらないもの、変わってしまったもの
午前十時の映画祭にて鑑賞。
狂気と平和、喧騒と静寂の対比が象徴的で、序盤と終盤で対になっているシーンが多い。そんな中、鹿狩りのシーンの自然の美しさ・雄大さだけは変わらない。
戦時中に生きる人々の心情の変化を丁寧に描いている。
最高の映画、最高のトラウマ…再び
4Kリバイバル放映を見ました。
是非映画館で見たくて。ビデオで見ると早回ししたくなるので…
この映画は知らなかった戦争の狂気を教えてくれる。
出兵前とは何もかも人生すら大きく変わってしまった事を教えてくれる。
まずこの映画を初めて見たのはTV放送。もう30年は昔の話。
テーマ曲のカヴァティーナの悲しくも優しげな旋律が好きでした。映画より音楽からディアハンターを知りました。
TBSラジオ大沢悠里のゆうゆうワイドの女のリポートコーナーのBGMとして使われていて素敵な曲だと強く意識しました。
そして何の予備知識も何も無くいきなり映画を見ました…虎と馬が駆けっこしてました…orz
最高に凄い映画なのに最高のトラウマを植え付けられた。
なので今ここで見直さないと行けない思いに駆られ放映を待っていました。トラウマを克服する為では無くもう一回植え付ける為に。
改めて見直して色々な事が分かりました。
結婚式の教会のネギ坊主を見てロシア正教、
披露宴兼出兵への壮行会でロシア民謡やコサックダンス、製鉄所のあるこの街はロシア移民が多い土地なのだと。
そして出兵前のランチキパーティや結婚式、
披露宴のどんちゃん騒ぎなどすっかり忘れていました。それは今回見ても記憶から消えつつあります。それだけ戦争での体験内容がトラウマになりました。そんな事もあったっけな?位です。
前半あんなに時間を掛けて友人達の楽しい遊びやシカ狩り結婚式などの楽しい思い出が最早思い出せない位に遠い過去の物となってしまいます。
出兵直前の時はシカを仕留めましたが戻ってからのシカ狩りではあえて外して見逃す。これでいいんだよな、の意味が重くて…このシーンは昔から覚えています。
沈着冷静なマイクはベトナム戦争でも友人達を助け武勲も上げますが心に何とも言えない傷を負います。それでもなんとか心と身体を取り返します。そして親友ニックの恋人に心を寄せている。ニックは心を病んだまま恋人への思いと友人スティーブンの婚約者と寝て彼女を妊娠させてしまった負目から帰国を拒みサイゴンで自ら狂気に走って賭けロシアンルーレットで儲けた金を戦争で四肢を失ったスティーブンに送金しつづけた。
出兵前に生きて故郷に帰りたい、何があっても連れ帰ってくれと言うニックの思いを遂げようと再びサイゴンに探しに行くマイク。そこで見つけたニックは薬にも手を出して完全におかしくなっており自分の事も友人の事も故郷の事もほぼ忘れてしまっていた。そしてマイクが止めるのも聞かずロシアンルーレットで…
最後ニックの葬式の後いつもの飲み屋で友人が集まって朝食。彼の冥福を祈りながら終わる。
そしてカヴァティーナなが静かに流れて…
ここで涙腺が決壊した…
素晴らしい映画、素晴らしい曲、素晴らしいトラウマを残して終わった。
これが戦争の狂気だろう。いや戦争の日常かも知れない。しかも正義の無い戦争だった。
何が正義なのかは難しいが。
ベトナム戦争時代はまだ幼子だった。戦争をやっている事しか分からなかった。アメリカ人でも無かった自分には何のことか分からなかった。
勝ったのかも負けたのかも。
ようやく劇場にて
長いけれど、その分だけ丁寧に彼らの生活が描写される。
彼らの日常・価値観・貧しさまで。そして鹿撃ち。
ベトナムでの地獄とその後の顛末…
ベトナムに行ったものと行ってないものの間には到底理解できない溝があるのだということ…
行ったものはけしてこちら側には帰って来れないのだということ…
同じくデニーロ主演のタクシードライバーと並ぶ、リアルタイムでのベトナム後遺症もの。なんといってもロシアン・ルーレットの場面の狂気は並ぶものがない…
そしてクリストファー・ウォーケンの美青年ぶりよ…
アメリカの余裕
午前十時の映画祭12にて。
ベトナム戦争中の60年代末、ペンシルバニアの製鉄所で働くマイケル、ニック、スティーブンたちは徴兵され、ベトナムへ送られた。ベトナムで捕虜となったが、マイケルは負傷したスティーブンを連れなんとか脱出したが、ニックは行方不明になった。本国に戻ったあとスティーブンは車椅子生活となったことを知り、大金がベトナムから送られて来ていたため、ニックが生きていると確信したマイケルは再びベトナムへ向かった。マイケルは彼を連れ帰る事が出来るか、という話。
マイケルの捕虜からの脱出シーンはあまりにベトナム兵がお粗末すぎた。現実にはあんなドジなベトナム兵なんてあり得んでしょう。
ロシアンルーレットのような賭博って実際にやってたのかな?そうだとしたら怖い。ニックは記憶喪失になってたのだろうか?
名作らしいが、何が良いのかわからなかった。
アメリカって、戦場に行くのにあんなに呑気に行けたんだな、って羨ましく感じた。第二次世界大戦中の日本だと悲惨な気持ちで赤紙受け取って戦争に行ってたのとはえらい違いだ。
それだけアメリカは余裕が有ったのだろうと改めて国力の差を思い知らされた。
素晴らしかった
3時間越えの本作だが、体感2時間
ずっとスクリーンに釘付けになっていた
それほどの魅力が端々から溢れている
なんと言っても
ロバートデニーロとメリル・ストリープ。
2人の化学反応が素晴らしいし、
内に秘めた何かしらの情熱を体現する力がすごかった。
メリル・ストリープは異様に美しかったし、
ロバートデニーロは目の奥が暖かかった
前半のクリストファーウォーケンは
あまりにも爽やかで驚いた。
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