「この頃はベトナム戦争でアメリカの敗北が濃厚の時期で、反ベトナム戦争...」追憶（1973）　マサシさんの映画レビュー（感想・評価）

マサシさん、共感ありがとうございます。
残念ながら劇中のハベル原作の骨抜き映画については知りません。脚本家のアーサー・ローレンツ（1917年～2011年）を調べると、大学時代の学生運動の体験を基に創作したとあり、ハベルに自身を投影しているようです。ノンクレジットで、パティ・チャイエフスキー（マーティ）、フランシス・フォード・コッポラ、ハーブ・ガードナー、デビッド・レイフィール（ザ・ファーム）、アルヴィン・サージェント（ペーパー・ムーン、スパイダーマン2・3）そしてダルトン・トランボの何と6名も脚本に加わっています。ただハベルの年齢に当て嵌まるのはローレンツのみのようです。脚本を担当した映画には、「旅情」「追想」「悲しみよこんにちは」「ウエスト・サイド物語」「ロープ」、それに未見の「魅せられて」「ジプシー」という作品があります。原作から察すると「旅情」か「ジプシー」になるのですが。ここまでが推理の限界でした。